カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
ホームページへ     
TOP政治・経済・社会 ≫ カネがそんなに大事ですか!?

カネがそんなに大事ですか!?

三月の後半になり、だいぶん余裕がでてきました。YUKAの会社の廃業のほうも最悪の事態は避けられそうな感じ!?まだわかりませんが。それにしても、この件でわかったことは、楽して金儲けしているやつほど金にがめついと言うことですね。早くデフレ脱却して、お金の価値が下がってくれないと、拝金主義が蔓延して日本はダメになるでしょう。

勘違いしている人が多いですが、バブルの頃と言うのは「お金の軽視」なのです。金をじゃんじゃん使う、民間は借金してお金を使う時代です。それはインフレでお金の価値が低いから、だから浪費するわけです。

今はそれとは真逆の時代です。デフレでは「物価が下がる=お金の価値が高くなる」わけです。だからとにかく金を使わない。経費削減、コストカット。節約・倹約の時代です。それが良い事と思っているから手に負えません。お金は手段です。手段にすぎないものを目的にしてしまうことほど愚かなことは無いでしょう。

何事も両極端に触れるのは単純思考の愚か者によく見られることです。その時代に適応しきった人たちからすれば、デフレの現状を変えられると困るのかもしれませんが、国全体にとってみればデフレはかなりまずいことです。

小泉政権が誕生した頃、森永卓郎氏は「年収300万円時代がやってくる」と予言しました。当時はみんな、「何を馬鹿なことを」と言って笑ったものでした。ところが、現在は本当にそうなっています。

森永卓郎氏は、政治的には左翼と言うかリベラルだから小泉政権を批判したくて言っているだけだろうと当時は思いましたが、その後の彼の言動は、政治的には知りませんが、経済的にはかなり正しいことを言っています。

彼はデフレ脱却が必要なことを訴え続けていましたし、安倍政権のことを嫌いなのに、当初のアベノミクスの方向性(金融緩和+財政出動)を正しいと評価していました。この30年間の日本経済低迷については財務省こそが諸悪の根源であることをしっかり理解しており、今回の森友問題でも安倍政権叩きばかりやっているのは、安倍政権を早く潰して消費増税したい財務省の思うつぼであるとも述べています。

第77回:財務省決裁文書改ざん事件の本質は何か(森永卓郎)

財務省はウソツキ

 今回の決裁文書改ざん事件で、明白になったのは、財務省はウソツキだということだ。そして、財務省がついてきた一番大きなウソは、「日本の財政は先進国のなかで最悪の状態にあり、財政の持続可能性を考えたら、消費税引き上げ以外に方法がない」というものだ。40年も前から始めたこの財務省のキャンペーンは、いまでも多くの国民が信じ込んでいる。

しかし、財務省が作成している「国の財務書類」という統計をみると、連結ベースで国が抱えている債務は1400兆円となっている。しかし、同時に国は950兆円という世界最大の資産を保有している。差し引きすると、国が抱える純債務は450兆円にすぎない。これは、先進国の普通のレベルだ。

しかもアベノミクスの金融緩和は、日銀が保有する国債を大幅に増やした。日銀が保有する国債は、事実上返済や利払いが不要なので、借金ではなくなる。経済学では、通貨発行益と呼ぶ。いま、日本の通貨発行益は450兆円にも達している。通貨発行益と純債務を通算すると、ちょうどゼロだ。つまり日本政府は、現時点で無借金経営になっているのだ。もちろん消費増税の必要性など、かけらもない。

 国民が、この財務省が作り出した最大のウソに、一日も早く気付くことが、今回の決裁文書改ざん事件から受け取る最大の教訓なのではなかろうか。



森永卓郎さん「安倍政権がひっくり返ったらポスト安倍は全部増税派。必ず消費税増税の方向に向かう」(こちら参照)

財務省に怒り心頭、納税者の反乱 森永氏「最も嫌がるのは安倍政権の支持率維持」

嫌いな相手、考え方の違う相手でも、正しい部分は認めると言う彼の姿勢を見て、なかなか人格的には立派な人だなあと思ったものです。それにくらべて、日本のリベラルなメデイアや人々の大半は、財務省が怖くて批判できないのです。確かに彼らは怖いです。税務調査に入られます。一部マスコミはその対策として、財務省からの天下りを受け入れています。

日本の野党やリベラル系のマスコミは、自分たちの嫌いな安倍政権さえ攻撃できれば中身はデタラメでも良いみたいです。補助金詐欺師の証言に飛びついたり、財務省が組織的にどれだけ悪さしていようがそちらは後回しに(それどころか擁護)してみたり、天下りあっせんで当初は叩いていた官僚でも安倍政権を叩く材料として使えるなら、手のひらをかえして逆に彼を持ち上げる始末です・・・

そういう姿を見ていて、私はもう日本のリベラル系の人達は本当にダメだなあと確信しました。

安倍政権には批判すべき政策が山ほどあるにもかかわらず、それらの問題点の大半をそもそも理解すらできておらず、デフレが問題ともわからず、とにかく安倍政権は外交や安全保障や憲法で自分たちと考えが違うから政権を倒したい。倒すためには議論によって打ち負かすのではなく、スキャンダルの足引っ張りでぐちゃぐちゃにしているだけです。

そんなやり方で政権を打倒できたとしても、今度は同じ事を相手方からされたらまたぐちゃぐちゃになるだけです。そういうことに気づいた人が増えてきたから、野党の支持が伸びないのでしょう。

ネットの普及でマスコミの信頼度が下がっています。マスコミがどういうデタラメをやっているか、ネットで調べるとすぐわかる時代です。しかし、ネットにはデマも多いです。マスコミがもっとちゃんとしないと、その不信感からネットのデマで世の中が動いてしまうようになるでしょう。

人間は、誰しも、自分が信じたいものを信じているにすぎないのかもしれません。そのことを自覚している人に会ったことはありません。

マスコミ報道のいいかげんさも、ネットのデマも、どちらもなくならないどころか今後も増え続けるでしょう。それは、誰であろうと、事実かどうかよりも、自分が信じたいものかどうかで真偽や価値を判断しているからだと思います。

心地よい言説に飛びつく前に、とりあえず疑ってみて、違うことを言っている人の話も聞いてみてはどうでしょうか?

Comment













非公開コメントにする