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世論調査と内閣支持率

私は、新聞各紙5紙ほどを見比べてチェックしています。もちろん時々見出しを比較して気になる記事だけちょっと読む程度ですが。たいていの大手新聞は、全記事ではないものの、主要な記事は会員登録などでネットで見られるので安上がりです。そうすると面白いことがわかります。どの新聞も、党派意識丸出しです。なので、前回の話を書きました。

そうなると新聞など信用できないと思います。そして、そんな新聞社がやっている世論調査など、誘導されてウソでだろうと思ったりもしました。実際、いろんな政策の是非を問う場合は、自社のスタンスに調査結果が近づくように、質問形式で誘導されています。

「法案A」の是非を問う世論調査で賛成を誘導する場合は、こう質問すれば良いわけです。

(Q)○○問題を国際的に解決する条約を批准するためには「法案A」が必要とされています。あなたはこの法案に賛成しますか、反対しますか?

逆に反対の解答を誘導するには

(Q)「法案A」には○○や××など多くの不備や問題点が指摘されています。あなたはこの法案に賛成しますか、反対しますか?

そして報道するときは、○○法案に賛成の世論は何%、反対の世論が何%と結果だけ出すわけです。

しかし、唯一このように誘導するのが不可能の項目があります。内閣支持率です。これだけはほとんど誘導される余地が無いことは意外に知られていません。

各社が世論調査する時には、まず内閣支持率を1番最初に質問します。最初に、「あなたは○○内閣を支持しますか、しませんか」と言う簡潔な質問で調査するように決まっているので、その前の質問や特定の言い回しなどで解答を誘導することはできません。

もし何らかの偏りが生じるとしたら、自分の考えが決まっており、その意見を人に言いたい人ほど積極的に答えるかもしれませんし、特に考えが無くめんどくさい人は協力しないでしょう。だから、実際の割合より明確な支持や不支持が増えて、どちらでもないが少なくなっている可能性はあります。

他に選択がかかるとしたら、電話で1番最初に言う「○○社の世論調査です」と言う部分でしょう。その○○社が自分の嫌いな新聞社とかなら、協力しないかもしれませんし、いつも取っている新聞なら協力するかもしれません。

ちなみに、どの新聞を取っているかで政治的なスタンスはかなりはっきり決まっています。支持率もかなり差があります。今年の6月(森友・加計で支持率が急落する前)の東京都内での調査ですが、面白い結果があります。

各新聞の購読者別の内閣支持率です。どの新聞を取っているかで支持率が大きく違うので面白いです。

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この調査を見ると面白いのですが、読売と日経は各社の調査の平均値にわりと近い値になっていますが、東京、毎日、朝日の購読層では一般平均よりかなり安倍政権を支持しない人が多く、逆に産経新聞の購読層ではかなり支持が高いです。

私は、読売、日経、朝日、そしてたまに毎日の4紙の見出しをちょくちょくチェックしていますが、それぞれの新聞を毎日読んでいたら、産経なら安倍支持に、朝日なら反安倍になるのは当たり前だと思います。まあ、もともとそういう方が購読しているのかもしれませんが。ちなみに、読売は紙面の内容からしてもっと安倍支持かと思いましたが、おそらく読売を取っている人はあまり熱心に新聞を読まないか、政治に関心が低いから影響されないのかもしれません。東京だから巨人ファンで取っているだけかもしれませんし。

ちなみに我が家は、特に私が新聞をほとんど読まないので、政治信条では新聞を選んでいません。1番安くてサービスの良い(ものをくれる)販売店の新聞を取ることにしています。

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