カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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トランセンデンス

またまたCSで放送していたのを録画しておいて見たSF映画です。

「トランセンデンス」



Weblio英和辞典よりタイトルの意味

transcendence (不可算名詞)【主な意味】超越、卓越、優越、(神の)超絶性
【音節】tran・scen・dence  【発音記号・読み方】trænséndəns(米国英語)
【学習レベル】レベル16(英単語の出現頻度などから相対的な水準を「レベル1」~「レベル30」の30段階で表示)



あらすじ
意識をもった人工知能を研究開発している科学者ウィル(ジョニー・デップ)が主人公。ウィルは反テクノロジーを掲げる過激派組織に銃撃され余命数日となってしまうが、妻のエヴリンによってウィルの脳のデータがスーパーコンピューターにアップロードされ、ウィルの意識を持った人工知能が完成する。肉体の死とともに消えてしまうはずだったウィルの意識は人工知能として生き続け、世界中のネットワークを介して膨大な情報・知識を手に入れて、急激に進化を始め、そして暴走する。

・・・と、このあらすじを見ると、ものすごい面白そうな映画ですし、テーマもかなり興味深いものです。ジョニー・デップやら、モーガン・フリーマンなども出演して、大作の雰囲気プンプンですが・・・日本公開時にさほど話題にもならず。

と言うのも、見た感じが、なんだか地味な映画でした。アクション地味、スリル・サスペンスほとんど無し、ラブロマンス微量、ホラー無し(これはいらない)、エロなし(これもいらない)・・・

結局、ウィル(ジョニー・デップ)が人工知能になって暴走しても、思ったほどの暴走ではなく、誰も殺さずとても地味な暴走にすぎないのでイマイチ恐怖感も緊迫感も足りない感じです。というのも、人工知能になったウィルも結局奥さんを愛していて、それがすべてだったと言うことで最後は終わるから、見方によっては麗しい夫婦愛みたいな物語ではあるが、イマイチそこらへんも上手に表現できていないような気が・・・

夫婦愛がテーマならこんなSFの設定を借りる必用もないと思うのですが・・・やっぱり「意識を持った人工知能の暴走による世界の崩壊」と言う方向性で一貫した作りになっていなら、もっと一般受けする映画になっていたと思いますが。

まあ、日頃からアクションやホラー的要素ばかりに頼ったハリウッド映画にちょっと飽きてきたところでしたが、そういう要素がまったくなければ、これまた地味な映画になってしまうようで、難しいところですね・・・

コンピューターが暴走して人々を恐怖に陥れると言うたぐいの話にしたらしたで、意外にSFとしてはありきたりな作品になるような気もするし・・・

小松左京がまだ生きていて若かったら、このテーマですごい大作を書いてくれそうな気がしますがねえ。こういうテーマなら映画より小説にして細かい背景まで描くほうが良いかもしれませんね。
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