カーク船長の娯楽日記

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STAR WARS フォースの覚醒

いつまでやっているかわからないので、遅れ馳せに、見に行ってきました。

1月16日(土)午後3時くらいから、なんばパークシネマにて。

「STAR WARS フォースの覚醒」

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今回からジョージ・ルーカスが制作にはまったく関与しなくなり、ルーカスフィルムも売られた先のディズニーのものとなっての作品です。

私は正直、ディズニーとは完全に相性があわないので、ちょっと心配に・・・

ディズニー作品は特にアニメだと不快に感じるものが多く、映画でもあまり好みのものはありませんので。何が会わないのか自分でもはっきりよくわからないのですが・・・

観客動員でアバターを超えたそうですが、私はアバターがかなり印象に残っていて、あの誰にでも思いつきそうな単純でわかりやすいありきたりなストーリーであの素晴らしい映像を組み合わせたものが、ここ数年で見た映画でいまのところ最高です。

それを観客動員で超えたと言うことは、このStar Warsも、わかりやすい単純な面白さがあるのではと期待半分、しかし、ディズニーと言うことで不安が半分以上で見に行きました。

監督は、最近の新しいスタートレックシリーズの監督もやっているJJエイブラムスで、彼は元々スタートレックにはあまり興味が無く、むしろスターウォーズ派らしいですが、彼ならたぶん変なことはしないでしょう。

スタートレックも旧作のファンにも楽しめ、新しいファンにも受け入れやすいものをちゃんと作りましたので。

なので、この点は私にとっては期待アップの要因です。

まあ、私は  スタートレック>>>Star Wars  なので、もともとそれほど深い思い入れがStar Warsにないぶん、見て面白ければ大丈夫ですので、あまり心配はしていませんでした。

実際、スタートレックよりStar Warsのほうが、薄汚れた感じなんですよね。でも、黒澤明(だったかな!?)によれば、その、ちょっと薄汚れた感じが良いそうです。

私なんか幼稚ですから、未来のSFなら綺麗なほうが良いとか思ってしまいます。キャラクターも設定も、宇宙船のデザインとかメカもスタートレック風のほうが好きなので。

で、土曜の昼下がりにわざわざ映画館まで見に行って、結果、なかなか面白かったです。

・・・が、やっぱりディズニーだからか、細かい不満が少々ありますが・・・

たとえば、主人公が女性であり、かつ見た目がイマイチ。

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逆にYUKAには面白かったようですし、主人公の女性を絶賛していました。

女性が主役級で出てくるものはあまり好きではありません。別に女性差別で言っているのではなく、単純に、自分が感情移入できないからで、個人的な好みの問題ですが。

あと、今回は副主役級の俳優にもイマイチ共感できませんでした。何かクロマティーみたいな奴。これも人種差別で言っているのでは決してなく、なんか見た目も性格もイマイチだったので。

どうにか感情移入できたのは、かろうじて、ハリソン・フォードと言うか、ハン・ソロでしょうかね。でも途中で死んだし。

話がよくわかっていないかもしれませんが、シスもジェダイもたいして出てこないし(最後にルークが出てきましたが)、なんとなく軽いキャラクターが多かったような・・・

あの、ピカデリー梅田を巨大にしたような悪役のおじいさんは何者でしょうか。彼だけちょっと気になりましたが、でもどこかディズニー的で嫌な感じです。

それから、子供の頃から疑問に思っていましたが、ライトセーバーを出してくる意味がイマイチわからない。SFなのにどうしてチャンバラみたいなことをするのか!?

まあ、これはガンダムと同じ理由、一対一の戦いに持って行けますにで、それによって敵とのやりとりが生まれて人間ドラマが描けると言う理由かもしれませんが。

それならそれで、ガンダムのミノフスキー粒子みたいな必然性の演出が欲しいところです。戦うなら誘導兵器を使うが確実なわけですから。宇宙旅行のテクノロジーがあれば、それくらいの兵器があって当然でしょう。

しかも、誰かも言ってましたが、ライトセーバーとそのままカタカナにしてしまうのはどうにかならないものでしょうか!昔は光剣とか訳されていたみたいですが、やっぱりこれも誰かが言っていたように「ライト・サーベル」と言うふうに訳すべきだと思いますね。

ほんとに、私もライトセーバーとか言われたらなんか省エネの道具みたいな印象でしたので。

それから、最近ではフォースも英語をカタカタにしただけなんですね。昔はフォースのことを「理力」とか訳していたそうです。ちなみに、中国語では「原力」らしいですが。

「フォース」と「理力」と、どっちが良いか!?これは微妙かもしれません・・・

理力の暗黒面・・・

やっぱり変か!?

字幕版なら、理力にフォースのルビを振れば一番良いかと思います。

日本が近代化に成功したのは、明治時代の啓蒙思想家が英語そのものを使うのではなく、苦労して英語を日本語に置き換える作業、置き換えることが無理なら、言葉を作り出す作業をしたおかげです。

当時にも英語公用化論があったようですが、論破されています。

結果、日本は近代化に成功して欧米に肩を並べる国にまでなりましたが、母国語を学問に使えない国はどこも植民地にされ、戦後も後進国、発展途上国です。

ですから、母国語で学問が学べると言うのがいかに大事だったか(今でも意外に少ないです)、もっと考えたほうが良いでしょう。なんでもカタカタばっかですから、最近は。

とか、ごちゃごちゃ書きましたが、この映画に関してまあ不満は少なかったほうで楽しめましたね。映画館で見たと言うのも大きいでしょうが。最近の映画館は本当に快適になりました。

一番後ろの座席を取りましたから、後ろから蹴られてイライラすることもありませんでしたし。

実際、映画館で後ろに座っている奴から自分の座席の背中を蹴られるのはすごく多くて、私はものすごいストレスに感じるので。まあ、蹴っているほうにしても、実際は足があたっているだけなのでしょうが、私なんか、絶対に前の座席に足があたらないようにかなり気を遣ってますし、最近の映画館の座席はかなりゆったりですので、あれでどうして何度も足があたるのか理解できません。

いずれにしろ、そんな神経質でも、最後列に座れば問題ありません。

また、いらんことを書いてしまった。

さて、帰りはもう暗くなっていたので、外に出たらなんば辺りもイルミネーションをやってました。

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そういえば、イルミネーションで思い出しましたが、1月2日に散歩ついでに天王寺でやっているイルミネーションも見に行きました。

空いていて良かったです(こればっか)。

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それにしても、年明けから芸能はじめいろんなニュースが世間を騒がせていますが、ひさびさに談合のニュースを見て、唖然としました。

今更談合!?と思ってよく記事を読んでみると、「これを談合と言ってしまうのか」と言う内容でびっくり。

震災復旧談合 旧態依然の構図、今も 「必要悪」なれ合い体質蔓延

震災復興のためには高速道路をはじめ、物流路を早急に復旧しなければなにも先へ進みませんから、とにかくスピードが大事です。

そんな状況で、そもそものんきに入札なんかやっているほうがアホです。どこも落札できなかったらまた入札からやり直しなんですから。

行政がそんなノンビリしているから、業者間で話し合って、あんたのところはあっち、うちはこっちと言う感じでやったということに決まってます。

だから、かつての建設談合とはまるで質が違うものを、そして、不当に高値で落札されたかどうかも検証せずに、検察が言っていることを鵜呑みにしてそのまま談合批判の報道するのはマスコミがどうかしています。

仮に少々値が高くなったとしても、そんなことよりスピードのほうが大事な状況ですから、それを税金の無駄遣いとかいうなら、もうほとんど「税金のむだ遣い恐怖症」と言って良いレベルでしょう。日本政府が財政破綻することはあり得ません(プライマリーバランスとかやっていると逆に危ない)。

実際、今の日本は、「税金のむだ遣い恐怖症」のせいでいろんな問題が起こっています。デフレからなかなか脱却できない、だれも金を使わないから所得が伸びない、その結果、景気回復しないから税収も増えない。税収が増えないから債務が膨らむ一方。これが20年続いてきたわけです。

そういう状況なのに、ひたすら「税金のむだ遣いをやめろ」と言う(私から見て)小さな正義を振りかざし続けて現在に至るわけです。

最近は本当に、マスコミが劣化しているのか、今回のように検察の言うことを垂れ流すだけだったり、ジャニーズ事務所の言うことを垂れ流すだけだったり、財務省の言うことを垂れ流すだけだったりで、マスコミが自分らの頭で考え、検証しているかどうか疑問に思います。

それからもう一つ、今回の談合の報道に関しても、やはり、普通の人は自分が正義と思った時に暴走するのでしょう。それは、戦前と戦後でも変わっていないと言うことではないかと思います。

しかも、社会が成熟してくると、声高に正義を叫ぶ機会が減ってきます。社会の巨悪や非人間的な封建的因習、そして本当の環境問題などが、いずれもどんどん減って行くからです。

そこで、人々の「正義を声高に叫びたい」欲求はおさまりません。これは、普通の人が誰も持っている欲望の一種だと思います。正義感に酔いしれるのは、最高の快楽です。

そうした欲望が、とにかく自分が正義の立場に立てるものを探し続ける方向へ向かわせ続けるのだろうと思います。その結果、最近では、やたらと、「小さな正義」を声高に叫ぶ人が身近でも増えてきて、暮らしにくくなっています。異様なレベルの動物愛護とか、構造改革とか。

バスの事故だって小泉時代に改革が暴走したせいで規制緩和やりすぎゆるゆるになった結果、事故が増えたから今度は急に規制強化したら人材が足りなくなって未熟なドライバーが増えたせいのようです。改革するにしても様子を見ながらちょっとずつでないとかえって悪くなるのは実生活で誰もが経験済みだと思うのですが・・・正義をふりかざしてやるもんだから暴走するのでしょう。

本当に悪いやつは、自分は悪いことをしているという自覚があって悪さしますが、普通の人は自分が正義だと思った時に無自覚に悪さをしている、そしてそれが多数なら、誰もそのことにに気づかない。

これもある種の全体主義でしょう。

戦前の全体主義とは逆の全体主義ですが。たとえばヨーロッパでは、移民がおかした凶悪犯罪などはマスコミが報道しないようにしているそうです。そして、移民を排斥ではなく、もうこれ以上いれるのを制限すると言うレベルの言説までもが排外主義と批判されるそうで、これが典型です。

ナチスドイツとは180度逆方向では、かつての全体主義よりは遙かにマシなのかもしれませんが、これはこれで全体主義と言ってもさしつかえないレベルだと思います。日本もそういうところがあるのではないでしょうか?

話をもどして、「税金のむだ遣い恐怖症」を克服しないかぎり、「国の借金」の問題は解決しないと思います。今回の「談合」報道の件を見て、あらためて思いました。

正義は暴走する。

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