カーク船長の娯楽日記

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無駄な買い物

日頃からAMAZONやユニクロのような企業にケチをつけるような言動ばかりしていますが、本に限らずかなりのものをAMAZONで買いますし、着ているものの大半がユニクロです。

これは、矛盾でも何でも無く、ミクロなレベル(個人の消費活動)としては合理的でも、社会全体(マクロ)で見ると誤りになると言うのはよくあることです。合成の誤謬と言う言葉が典型です。

だから財政問題などが解決しないわけですが、その話ではなく、今回はAMAZONの話です。

AMAZONで買うと、過去の購入履歴がすべて残っていますので、今までに何を買ったかがわかります。

それを確認していて、ほとんど読んでいない本が結構あることに気づきました。AMAZONに限らず書店で買っても同じですが、AMAZONでの購入分は、いつに何を買ったかがわかりますので。

まあ昔から買った本の半分は読まずに本棚のインテリアになってしまいます。残り半分のうちの半分も、最後まで読まずにざっと目を通して終わるか、少し読んでやめるかです。

逆に、最後まで読んだ本は2、3回読み返すこともあります。

それはともかく、AMAZONの過去の購入履歴を見ていて、ほどんど読んでない本、買った覚えもなくどこかへ消えた本などを振り返ってみたいと思います。

長いので興味ある方だけ↓の「READ MORE」をクリックして以下をご覧下さい。


トマ・ピケティ 『21世紀の資本』


去年に買いましたが、分厚い専門書なので、ほとんど読んでません。持ち運びできませんので通勤の電車内で読んだりできませんから。

しかも、解説本やネットの解説動画などでだいたい内容は理解できましたので、なおさら読む気がなくなりました(爆)。

経済学の本と言うより歴史学の本みたいな側面が多いので、数式などは出てきませんし、経済学の専門知識がなくても読むことはできます。

せめてKindle版を買っていれば、通勤途中に読めたるのですが・・・。翻訳が出てすぐに買ってしまったので、その時はまだ電子版がありませんでしたので・・・。後悔。

まあ、本棚にかざっておけば、来た客を威嚇することはできます(笑)。高校時代にマルクスの「資本論」やヒトラーの「わが闘争」などを本棚の目立つところに置いて、来た友人を威嚇していたのを思い出します。ちなみに、どちらもまったく読んだことありません。


エマニュエル・トッド 『グローバリズムが世界を滅ぼす』


買った覚えが無いのですが(爆)、買ったのなら是非とも読み返してみたいと思います。


デイヴィッド・サルツブルグ 『統計学を拓いた異才たち』


これは内容がしょうもなかったので、途中で読むのをやめました。たんなる伝記みたいな内容です。


藪下史郎 『スティグリッツの経済学 「見えざる手」など存在しない』


スティグリッツが書いた本ではなかったです。買う前にちゃんと確かめろと言う話ですが・・・。ざっと目を通しただけで終わり。


西部邁 『日本の保守思想』


紹介されている人のうち、2,3人を読んだだけです。その後、どこへ行ったか本棚などに見当たらない・・・


岩田規久男 『昭和恐慌の研究』


難しい専門書でした・・・。なので、内容は理解できず、さらっと見ただけです。金融緩和には失業率を改善させる効果があることをグレンジャーの因果性検定と言う統計的手法で証明していますが、グレンジャーの因果性検定がよくわかりません(涙)。

ちなみに、著者の岩田氏は今の日銀副総裁ですが、私がこの本を買った頃(2012年1月)はまだ就任するずいぶん前でした。

白川総裁(当時)が、金融緩和やったふり程度で円高だった頃だと思います。

同時にこの本↓も買いましたが、こちらはわかりやすかったです。

岩田規久男 『デフレと超円高』


しかし、岩田氏に代表されるリフレ派と呼ばれる学者さんらは、金融政策は重視していましたが、財政政策は軽視していました。昭和恐慌の研究から、財政より金融政策のほうがデフレ脱却と景気回復に有効と証明されたから、だそうです。

だから消費増税しても大丈夫と思ったのかもしれませんが、そのせいで未だにデフレから十分に脱却できていないように思います。


野矢 茂樹 『論理トレーニング101題』


間違って買ってしまいました(汗)。論理学の問題集でした。論理学の解説書が欲しかったのに・・・。


野崎昭弘 『詭弁論理学』


こちらは良かったです。これはちゃんと読みましたし、何度か読みました。世の中、詭弁だらけと言うのがよくわかります。


松永和紀 『食の安全と環境−「気分のエコ」にはだまされない』


なかなか良かったのですが、だいたい読まなくてもわかる内容が多かったので途中で読むのをやめました。


倶楽部ひょっとこ『自家製干物の作り方―おいしい!簡単!誰にでもすぐできる!』


買った覚えが無いのですが・・・。どこかへ消えたのか!?探し出して参考にして美味しい干物を作ってみたいと思います。


坂井克之 『脳科学の真実--脳研究者は何を考えているか』


マスコミでやたらと脳科学が取り扱われるようになった頃に買った本で、わかりきった内容だったので、ざっと読んだ程度。

藤田一郎 『脳ブームの迷信』


こちらもざっと読んだ程度ですが、AMAZONのレビューにするどい指摘がありました。

「本書を読む人にはさほど必要でなく、読みそうにない人にこそ必要な本」

まさにその通りです。


本川達雄 『 「長生き」が地球を滅ぼす ― 現代人の時間とエネルギー 』


著者は有名な生物学者で、高校「生物」の教科書の執筆に加わったりもしている方です。この方の書いた本では『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』と言うのがベストセラーになったように記憶していますが、私にはこちらのほうが面白かったですが、ざっと読んだだけ。


福田恆存 『人間・この劇的なるもの』


浪人時代に予備校の国語の先生が小林秀雄と福田恆存をやたら絶賛してまして、小林秀雄は大学受験の受験勉強の頃に読みましたが、福田恆存はずっと読んだことがなかったので、最近になって少し読みました。

でもこの本は買った覚えがない(笑)。たぶん家の中のどこかにあるのでしょう。さがして読んでみたいと思います。


夏目漱石 『漱石文明論集』


夏目漱石 『私の個人主義』


受験生時代によく読んだと言えば夏目漱石でして、国語の勉強のためと言うより、気分転換ですが、不思議と夏目漱石を読むと気持ちが静まりました。少し暗い感じにもなりますが。

ただ、当時は小説しか読みませんでしたので、本当は漱石の書いた評論などをもっと読んでおけば受験対策にもなったように思うのですが、今頃になって読もうと思って買いました。

でも、小説よりは難しい内容で、ぱらぱら読んで終わりでした。

こうして探してみると、思ったほど無駄な買い物は少なかったです。過去4年でAMAZONで買った本のうち、ちゃんと読んでいないのがこれだけで、わりとちゃんと読んだ本(ここでは紹介せず)のほうがずっと多かったので。

でも書店で買って読まずに放置と言うのも結構ありますから、やはり半分くらいは無駄な買い物をしているように思います。

いらない本を古本屋に持って行っても二束三文ですから、こまりますね。置いておくのも邪魔ですし。

ちなみに、改めて思いましたが、本の購入履歴と言うのはものすごい個人情報ですね。その人の人となりや思想などがわかってしまいます。

アマゾンではあまり変な本を買わないようにしましょう(笑)。
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