カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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魚料理その他

先日釣ってきた魚でまたいろいろ料理してもらいました。

今回釣れたのは、マダイ、イサギ、ヒラソウダ、サバフグです。

まず、マダイは前回のより太っていて美味しそうでしたが、コブ締めにしてみました。コブ締めは初挑戦でした。

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イサギの大型はよく脂がのっていたので、そのまま刺身で。

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両方いただきました。美味しかったです。

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コブ締めは今回初挑戦でしたが、かなり美味しかったので、またやりたいと思いました。一晩以上のかなり長時間締めましたが、大丈夫でした。次は短時間でやってみたいと思います。

そして、釣ったその日にはヒラソウダの刺身とタタキ。

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ヒラソウダは、かなりウマイですねー。あと2匹ヒットしたんですが、抜き上げ前に走られてバラシでした。残念・・・

定番、イサギのアクアパッツァ、今回はトマトソースでやってもらいました。

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美味すぎ!

そして、話題のサバフグです・・・

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一応「毒の無いフグ」として有名ではありますが、よく似たフグで「ドクサバフグ」というのがいるらしく、こいつは筋肉も含めて全身に毒があるので危険とのことです。

見分け方は、こちらのPDFファイルを参考にしました。(ドクサバフグに注意リーフレット・鹿児島県)

ポイントはこちら。
↓クリックで拡大。
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区別の仕方は、一番わかりやすいのは、背中のトゲの部分がドクサバフグだと背びれの付け根までずっとあるそうですが、シロサバフグもクロサバフグもそこまでトゲが無いということですので、チェック。

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トゲの部分は個体差もあるので難しいのもいるのかもしれませんが、私が持ってきた2匹は背中の途中までしかありませんでしたので、わかりやすかったです。

あとは、尾ビレですが、こちらもそれほど切れ込みは入ってませんでしたので、シロサバフグで間違いなさそうです。

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シロサバフグなら全身すべてに毒が無いので食べても大丈夫ということで、GO!となりました。

全身無毒なので、肝臓も大丈夫はずですが、肝臓ですが、厚労省の通達では無毒のフグでも食用にしないこととなっているようです。たいがいのフグでは肝臓は猛毒なのでそうしているのでしょう。

また、wikipediaによると、シロサバフグの肝臓は、時期や海域によっては毒を持つ場合があると書かれていたので、気になってさらに詳しく調べてみました。

そこで引用されている論文では、シロサバフグの肝臓の毒性について詳細に調べてありましたので、そちらを参照しました。

萩市近海産シロサバフグ肝臓の毒性

論文の要旨を抜粋しますと・・・

「日本ではこれまでシロサバフグの肝臓を原因とするTTX中毒は発生していないが,今回の調査から,同肝臓は毒をもつこと,その毒力は公定法で示される健康を害する恐れのない10MU/g未満6)であることが明らかとなった。 」

「これまでシロサバフグは一般に無毒種とみなされてきたが,萩市近海産同種の肝臓266個体の毒性を調査したところ,6.0%の個体に2.0MU/g以上のマウス毒性が認められた。毒力は総じて低く,いずれも10MU/g未満であった。日本近海産のシロサバフグは微量ながら肝臓に毒をもつことがあり,食品衛生上注意を要することが示された。 」

この毒の量の単位である1MUとは「体重20gのマウスを30分で死亡させる毒量でテトロドトキシン0.22μgに相当」だそうです。

人間の致死量は、10,000MUなので、
無毒:10MU/g未満 (1kg以下では致死量にならない)
弱毒:10MU/g以上100MU/g未満 (100gから1kgで致死量となる)
強毒:100MU/g以上1000MU/g未満 (10gから100gで致死量となる)
猛毒:1000MU/g以上 (10g以下で致死量となる

この論文で調べた海域のシロサバフグは肝臓に毒を持つやつもいるけれども、その頻度は6%以下で、最大でも10MU/g未満だったため、中毒をおこすレベルではなく、無毒と言ってよいレベルという結論でした。

ちなみに、ショウサイフグ、コモンフグ、ヒガンフグなどは筋肉にも毒がありまして、そちらは10MU/g以上の場合があるので、弱毒レベルですから、これらのフグの身はシロサバフグの肝臓より毒が多いと言うことになりますが、いずれのフグも筋肉は可食部となっています。

しかし、サバフグの鑑定にしても、しろうと鑑定なので絶対ということは無いと思いますし、日本中のシロサバフグの肝臓を調べたわけでもないので、私としては何とも言えません。なので、プロに取り扱いしてもらうのでなければ、やめたほうが良いでしょう。

ちなみに、フグを個人の責任で調理して自分が食べるぶんには免許がなくても罪にはなりませんが、人に食べさせたらかなり重い罪になります。

また、釣れたフグを船の上でさばいて、有毒部分を海に捨てるのは条例違反ですので、おおっぴらにやらないほうが良いと思います。

同じように、家に持ち帰ってからさばいて、有毒部分をゴミとして捨てるのも条例違反ですから、これもやめたほうが良いです。

で、結局うちではどうしたかを文章としては書きませんが、写真だけ載せておくと、こんな感じです。

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色々調べていると、なんか怖くなってきたので、次はどうするか悩み中です(笑)。


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Comment

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カーク船長こんばんは。

もちはもちやですから、プロショップにお任せするのが一番ではないでしょうか。昨日、釣りあげたサバフグはプロに調理してもらい、唐揚げにて美味しく頂きました。

もちろん次回もそうするつもりですし、できればサバよりもサバフグの方を期待していたりする自分があります。
2014年12月10日(Wed) 18:49
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磯野船さん

どうもこんにちは!

プロショップですかー。プロが知り合いにいたら良いのですが・・・外で飲んだりすることがほとんど無いので、釣った魚を持ち込めるような料理屋的な知り合いがいないもので・・・

まあ、本命がたくさん釣れてくれたらフグまで持ち帰らなくても良いんですが、みやげが少ない時は悩みますね。
2014年12月11日(Thu) 09:02












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