2014年11月8日(土)落とし込み・チョクリ@仲政丸(和歌山・美浜)
天候:晴れ 風向:北 潮:上り~下り潮 水温:22.5度 波高:1.5m → ベタ凪
日出6:25 正中11:44 日没17:02

メジロが続いたので他の魚が釣りたかったからコマセマダイにしようか迷って考えたものの、色々考えた末に、前回の落とし込みがボウズに近いような結果だったので今シーズンこのまま終わるのもいやだったので、落とし込み(チョクリ)へ。
港には5時過ぎに集合とのことだったので、家を3時半に出発。近畿道に乗ると、電光掲示板には驚きの文字が・・・
有田から田辺が通行止め・・・
ガビーン。大ショックです。いままで、土日祝が通行止めになったことは無かったと思うので、びっくりです。
間に合うか!?
幸いにして買いものなどはすべてすませてあるから港へ直行するだけですが。高速ではなるべく時間をかせぐために、ひさしぶりに限界いっぱいの運転をしました(笑)。
有田から下道に降りた後も幸いにして空いていて、由良あたりのくねくね道もかなりのスピードを出し、あらためてレガシィの足回りの良さ、走りの良さを確認。ここまで攻めたのははじめてでした。
その甲斐あって、港には5時ちょうどくらいには到着。私が最後でしたが・・・皆さんご存じだったのでしょうか。
家から港までの燃費はいつもなら 13km/L 前後は行きますが、今回はアクセル踏みまくったので 9.4km/L でした。
さて、そんなこんなで5時過ぎに船長がやってきて乗船開始。お客さん7人で予約3番目です。
最初のお客さんが右舷のトモに入り、次のお客さんは何とゴリオさんと同じく船長目の前の特等席(左舷後ろから2番目)に入られたので、左右のミヨシと左舷のトモが空いています。
私はだいたい落とし込みは4つの端のうちのどこかへ入れたら良いかなと思ってますが、3つから選び放題で、どうしようかと思いました。
素直に左舷ミヨシにしようかと思ったのですが、朝は結構風が強かったので、ミヨシは揺れるから釣りがしにくいかと思い、ミヨシよりは揺れがマシな左舷トモに入ることにしました。

前回、右舷のミヨシに入った時はベタ凪でしたが、それでも少し揺れて竿が上下してやりにくかったので。
さて、6時前に出船です。

今回はまっすぐアイノセ方面へとすすみ、日ノ岬を超えたくらいから結構揺れてきました。予報通り北風がまだ少し残っています。だんだんおさまる予報ですが。
西に走って、最終的にアイノセまで行ったのかどうかわかりませんが、紀伊水道の中央ちょっと日ノ岬寄りでしょうか?よくわかりませんが、6時40分頃にポイント到着。

千代丸がいまして、水深61mくらいのポイントです。

最近はベイトがかかりにくいのでアミエビを使ってやっているようで、船でアミエビを用意してくれています。小さいカゴにアミエビを付けて、オモリは少し重く80号です。
船でくれた仕掛けも、いつものW胴打ちの空針仕掛けではなく、スキンサビキの4本針仕掛けでした。
一応、船頭仕掛けを温存して、似たような仕掛けで市販のものを使って開始します。
船長の指示通りにベイトのタナのちょい上くらいでアミエビをまいて、それから仕掛けをおろす感じでやりましたが、なかなかベイトがつきません。他の方はついているようです。
後でわかったのですが、仕掛けが悪かったようです。船頭仕掛けとは似ていても、やはりちょっと違う部分が悪かったのか、ヒラヒラが長すぎたのかも。

ともかく、2流しはその仕掛けでイマイチすんなりベイトがかからなかったので、いつものW胴打ちの空針仕掛けに変えて、カゴも付けずにオモリ60号でやりますと、なんとあっさりとベイトがつきました。
そして暴れ回っています。

しかし、波で竿があおられてどうもいまいち変な感じなので、船長推奨はベイトがかかったら竿受けにかけるとのことでしたが、今回はあえて手で竿を持って船の揺れで竿があおられないようにしてやることにしました。
注意点は、早合わせにならないように我慢することです。早合わせ厳禁なので。
しばらくすると竿先の上下が半端じゃない前アタリになり、そして竿先が刺さり、強く引っ張られましたので、電動スイッチオン、無事にフッキング。
やりとりして上がってきたのはメジロでした。時刻は7時ちょうどくらいで、朝一に釣れたのでこれで一安心です。

その後もアミエビを使わなくても落とし込みでベイトが簡単にかかりましたので(他の皆さんがアミエビをまいてくれているからかも)、これで行ける限りは行こうと言うことで、アミエビなしでしばらく続けることに。


しかし、ベイトは比較的簡単にかかりますが、本命のヒットはしばらくありません。ベイト貯金は順調に増えて行きます。

8時頃にポイント移動、すこし西側へ走り、四国(伊島?)のほうが日ノ岬よりも近い感じになるあたりへ。アイノセの西側でしょうか?よくわかりませんが。

すぐ東側に、かかり釣りしている船が2隻いました。

水深は67mくらいでベイトの反応は薄めですが、投入して着底前に、いきなり竿が引っ張り込まれました。
結構強い引きで、やりとりして上がってきたのはブリでした。
ベイトがかかったかどうか確認するより先に来ましたので、ベイトがかかった瞬間にブリが食ったのかと思います。
見えにくいですが、2匹めゲットです。

ここのポイントは水深70mくらいから66mくらいのかけあがりを流す感じでした。底取りちゃんとしないと根掛かりします。私も1回根掛かりしましたが、幸いにしてすぐはずれました。

ここでは不思議なことに、ベイトの反応が薄いですが、その割りには簡単にベイトがかかりました。底にうすく出ている程度でしたが。


しかし、途中からかかりにくくなってきたので、私もアミエビをまいてやることにしましたが、そうすると、何故か私だけ金魚(サクラダイ)が3連とか付いていて参りました・・・
金魚に邪魔されてアジのベイトがつきにくくなり、少し苦戦。アミエビまいたり、カゴをはずしたりいろいろやりました。


ちなみに、今回からアジ用のイケスにフタを付けてみました。

波があると揺れて海水がこぼれて水位が低くなりすぎるので、これだと船が揺れてもあまり海水がもれないから楽でした。
その後、10時頃に少しだけ南東方向へポイント移動。この頃になると風もおさまってきて、波もましになってきました。

水深は67mほどです。

ここはベイトがすぐにかかりましたが、何と、15センチくらいの小さめのイサギがトリプルでついてました。
イサギはダメらしいので、リリース。アジはかなりたまってきました。

このポイントに着いて3回目くらいの長し、右舷の方だったかミヨシの方だったか忘れましたが、どこかでダブルヒット!
すると私の竿もグングン前アタリが来てます。と、すぐに刺さりました!船上はトリプルヒットです。
少しこぶりですが、無事にメジロがあがりました。時刻は11時頃でした。

ここから入れ食いタイムに突入で、これは期待できるかと思いましたが、次の流し・・・、なかなか投入合図が無くて、ぐるぐる回っているなと思ったら、何と、「反応消えた・・・」とのこと。
しかし、しばらく探して反応がまたあり、もう一度流しますが、時合いは一瞬で終わったようで、ベイトはかかるものの本命はヒットせず。

12時前くらいにまた別のポイントに移動、かかり釣りをしているなぎ丸の横を1回流しますが釣れず。

そしてすぐに移動・・・、今度はかなりの長距離移動で30分ほど走り、美浜を超えて御坊の発電所のすぐ目の前へ。到着したのは12時半でした。こちらはほぼ無風のベタ凪です。

水深32mの浅場です。ベイトの反応はかなり多いです。

ここで釣り開始。アミエビ無しの落とし込みだとベイトがかかりません。
アジ貯金がかなりたくさんあったので、2匹つけてやりますが、アタリ無し。ミヨシのOさんが連続でヒット、カンパチも1匹釣れました。
お隣さんにもアタリがありましたが、いきなり仕掛けを切られたようなので、もしかしてサワラか何かかもしれません。
これはチャンスとあせります。前から二番目に入っていたUさんがメジロを釣った後にカンパチを上げました。
私にもようやくアタリ、竿がガンガン刺さってます。

巻き上げ中、竿が叩かれていてちょっと強そうな引き。シオ・カンパチかと期待しますが、上がってきたのはこぶりなメジロでした・・・浅いからよく引いただけみたいです(涙)。
見ていると、カンパチを釣られたお二人とも、アミエビをまいてベイトをかけてやられていたので、私もそこからあわててベイトをかける作戦に変更。
アミエビをまくとベイトは簡単にかかりました。そうすると、すごい良い感じの前アタリでやはりかけたベイトのほうが良いようです。
しかし食い込むこと無く、終了の合図が・・・
残ったアジを使うことより、やはりまずアジをかけることを考えるべきでした。
今回もかなりの時間延長で1時をとっくに過ぎてましたので、おかげでメジロを1本追加できました。まあカンパチだったら最高だったのですが、それは欲張りすぎでしょう。
(結果)ブリ1本、メジロ3本

カンパチは釣れませんでしたが、十分な釣果でしたので、これでどうにか今シーズンの落とし込みを悔いなく終了できます。
今シーズンの落とし込みは6回行きまして、1匹,4匹,14匹,8匹,1匹(0匹?),4匹でした。浮き沈みがはげしい釣りです。
爆釣無しでもコンスタントに4−5匹釣れてくれたら良いのですが・・・
1回だけボウズかどうか怪しいのがありましたが、小ぶりでもハタが釣れたのでボウズとは思ってません(笑)。なので、数的には十分満足しておりますし楽しめましたが、結局、シオもカンパチも、そしてサワラも釣れなかったことだけ心残りです。
今後は、ぼちぼちエサ釣りに以降して行くとのことですので、次回はたぶんオキアミ・マダイになるだろうと思います。その釣りも好きなので楽しみです。イサギやメジロなんかも混じって釣れたら良いなと思います。
ちなみに、ひさびさに南蛮漬けが食べたかったので、小アジも持って帰りました。


美味しかったです(笑)。
Comment
ちょくり難しいなか気持ちよく終われおめでとうございます。
次は悔い無くエサ釣りに移行できますね(笑)。
相変わらずの好調お見事ですm(_ _)m
三重ではメジロがあまり釣れないので羨ましいです
3連休、まだ落とし込みができそうなら和歌山遠征しようか考え中
カンパチ釣りたいな
どうしようかな
正直に言うと、上にも書いた通り、カンパチやサワラやヨコワが釣れなかったのが心残りですが・・・まあ楽しめましたので良かったです。あとは来年の楽しみと言うことで、来シーズンに期待します。
>万年さん
さすがに三連休はどうでしょうねー。釣れていれば、と言うかベイトがかかればやれるでしょうけど。
ちなみに仲政丸は22日がエサ釣りで5人の団体さんの予約が入っているそうです。私は23日にエサ釣りでお願いしようと思ったのですが・・・落とし込みでも釣れてるなら私はそれでも良いのは良いですが、それまでに水温があんまりさがったら無理かもしれませんね(基本的に先に予約入れた人の釣りになるみたいですが)。
もし23日で良ければ、どんなもんか、聞くだけ聞いてみましょうか?
23日ちょうど空いています
難しそうならエサ釣りでもかまわないのですが
エサ釣りってどんな釣り方なのでしょうか?
真鯛にしろメジロにしろ釣れれば良いです
エサ釣りは、以前にメジロ釣りやカツオ釣りでご一緒したと思いますがあれに近い感じでオキアミまいてやります。
違いは、カゴが少し小さめ(握りこぶし大)、ハリスは細め(4〜6号)、長さ4ヒロの2本バリ仕掛けです。
真鯛狙いで、イサギやメジロも釣れる可能性あると思います。年によってはヨコワやヒラソウダなんかも混じったこともありましたねー。
では、たぶんエサ釣りになるかとは思いますが、明日電話して予約しておきますね。