カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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ヤマト2199

ところで、宇宙戦艦ヤマトの最初のシリーズがリメイクされて最近ではテレビ放映もされている(毎週日曜日の夕方)。

宇宙戦艦ヤマト2199」と言うタイトルだが、中身は旧作の第一作目をリメイクしたもので、イスカンダルへ行くやつ。


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テレビ放送の前に、大都市の映画館で4話ずつイベント上映もされていて、そちらは先行していて、もうすぐ第六章(19〜22話)が上映される。

ここに書かなかったが、いままで第一章から第五章まですべて映画館へ見に行った。

中身は、はっきり言って、「かなり軽いヤマト」である。




絵は綺麗だし、旧作にあった矛盾点はかなり解消されている、新しいキャラクターが出たり新しいエピソードも加わって、面白い部分も増えてはいる。

しかし、軽い。軽薄と言って良い部分すらある。

音楽も軽い。やはり息子では力不足なのだろう。今回の音楽は旧作を担当した宮川泰の息子がやっている。これがイマイチだ。弱すぎる。

そして、重々しさがあまり感じられない雰囲気になっている。

まず、旧作にあった、「人類滅亡」と言う切迫感があまり感じられない。状況は同じなのに。

そして、遊星爆弾による地球の破壊が放射能によるものではなくなっている。当然、イスカンダルへ取りに行くのが放射能除去装置(コスモクリーナーD)ではなくなっている。環境再生装置(コスモリバースシステム)だって。変なの。

何より、頭の中がお花畑な人間が作ったとしか思えないようなエピソードもあり、びっくり仰天。

地球側がガミラスに先制攻撃をしかけたと言う設定が加わっており、戦争では先制攻撃をしかけたほうが悪いみたいな単純な考えが制作者側にあるように見える。

また、どっちが先制攻撃をしかけたにしろ、人類を滅亡にまで追い込もうとしている敵にたいして、「わかりあえるはず」みたいに考えるのは、頭の中にお花畑がひろがっている戦争を知らない戦後の日本人の考えそうな幻想としか思えない。

いや、「同じ人間ならわかりあえるはず」と考えるのは結構なのだが、それはあくまで平和だから、余裕があるからの話であり、実際の戦争の当事者、戦闘をしている者、家族や仲間を敵に殺された者がそう考えるなどあり得ない言いたいのだ。リアリティーがなさ過ぎる。

もしくは、このスタッフは、日本が先に真珠湾攻撃をしかけたから、最終的に原爆を落とされたのもしかたない・・・みたいに考えているんじゃないのか!?

そうでなくとも、このスタッフは単に兵器マニア、ミリタリーマニアみたいな人間で、リアルな戦争については深く考えてみたことのない平和しか知らない人たちなのだろう。

旧作の頃には、戦争に負けると言うことがどんなに悲惨でみじめなことかをわかっている人がまだいたのだろうと思う。

新しいヤマトはそのへんが全然違うので、人類が滅亡しかけていると言うのに、ヤマトの艦内は妙に明るく、そして切迫感が無いし、敵のガミラスに対する憎しみみたいなものもあまり無い。

人間って、自分の家族を殺し、同胞を滅亡においやろうとしている敵を、そう簡単に許したり信用しようなどと考えるだろうか!?

リアルに言えばありえない、平和な戦後の日本で育ったスタッフだから、そんなことを安易に考えてしまうのだろう。脳内にお花畑が広がっている人たち。

でも軍事マニア、兵器マニアみたいなタイプ。気色悪い人たちだ。

と言う、へんな臭さがたまに鼻につくが、内容はまあまあ面白いので見ているが。

この第四章がひどかった。



しかし前回の第五章はそういう変な話も無く、なかなか面白かった。



15日から第六章が上映になるので、また見に行く予定だが、初日は混むだろうし、翌日はイサギ釣りの予定だから、その次の週末になるだろう。
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Comment

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私も旧ヤマト世代で、2199も数回テレビで見たのですが
今の世代に受け入れやすいような絵やエビソードに変更されていますね。
特に女性キャラが萌え萌えで…(笑)
妙にオッパイが強調されてたり…(^_^;)
というか、
自分が大人になったから純粋な気持ちで見れなくなったのかも知れませんね(笑)
2013年06月07日(Fri) 12:28
編集
KAZZさん、こんにちは!

そうですよねー、キャラが萌え萌えですし変な巨乳看護師とかメガネ女子とかロリ系みたいのもいるしで、最悪ですね。

そもそも、200年近い未来でもまだメガネかけてるもんでしょうかね(笑)。

制作者のこざかしさが目についてそこはいやですね。

ただ、それを我慢しても他に面白い部分も結構あるので、文句を言いながらも楽しみにしてはいるんですが(笑)。
2013年06月07日(Fri) 14:09












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