カーク船長の娯楽日記

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期待はずれか!?

アベノミクスが期待はずれになる可能性が出てきた。

アベノミクスの3本の柱となっているのが(1)金融緩和、(2)財政出動、(3)成長戦略、なのだが、この(3)がひどいし、かつまた、予想通り(2)の財政出動が批判されている。

(1)の金融緩和も、「財政ファイナンス(日銀がお札を刷ってそれを政府が財源にすること)になってはいけない」などと見当違いの批判が出ている。

それ(財政ファイナンス)をやらないとデフレから脱却などできない。デフレこそ最大の財源なのだが、それを理解していない。

あいかわらず、「そういうことをやると国債の信用が低下して金利が高騰する」などと煽る人たちが多い。歴史を見ても、今のアメリカを見ても、金利は上がっていない。少なくとも、金利が上がるまではやり続けて問題無いのに。

もう一つ、最悪なのが(3)成長戦略の中身で、その司令塔となる「経済財政諮問会議」「産業競争力会議」「規制改革会議」は、最悪といってよいメンバーがそろっている。全員が全員、新自由主義者・構造改革論者ばかり。

財界人のメンバーも、デフレの下で勝ち残ってきた「デフレ利得者」たちばかりで、彼らにとってはデフレのままのほうが低賃金労働者を使い放題だから都合が良い。そんなメンバーが司令塔になってしまえば、デフレから脱却して景気回復などできるはずがない。

頼みの綱は麻生大臣くらいしかいないが、彼は失言癖があるし、ちょっと変なこと(地方公務員の給与削減)を言い出したし。デフレで国民の所得が減っている時に、それをすすめることをやってどうするのか。

公務員のように人数の多い人たちが給料を減らされると、さらに物が売れなくなって企業は儲からなくなりデフレが深刻化すると言うことが想像できないのだろうか?

だれかを引きずり下ろしても自分の収入が増えるわけではないのに、いや、むしろ回り回って自分も貧しくなると言うことがどうして理解できないのだろうか?

商売をやっている人でもこれがわからない人もいるのだから、恐ろしくなる。みんなして足のひっぱりあいをして憂さ晴らししている。

みんなインフレが前提で考えているからデフレから脱却できない。常識と逆のことをやらないとデフレから脱却できないのに、これまで通りの感じになってきてしまっている。

やはりマスコミがデマばかり流すから、選挙に勝つためには間違っている政策でも人気取りでやらなければならないのだろうか・・・

せっかく日本がデフレから脱却してふたたび成長をはじめ、世界で勝ち残るための最後のチャンスだと思ったのに、やはり期待はずれだったようだ(マスコミの報道とはむしろ逆の意味で)。

まったく、今は戦前と同じで、みんなして間違った考えにとりつかれているために国を滅ぼそうとしている、それが現在の日本です。
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