カーク船長の娯楽日記

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無駄な努力

後半くだらない話が長くなったので、先に釣りの話を(笑)。

今週は釣りには行かないことが決定。

バイトはもう終わったので時間はあるが・・・

当初は、今日にでもカワハギと思ったが、よく釣れている船はカワハギで出船していないし、出船している船ではあまり釣れていないようなので・・・。

潮が良ければタチウオに行きたかったが。今年はタチウオ割と調子よいみたいだが、まだ一度も爆釣できていない。

と言うことで、来週の22〜24日のどれかでタチウオに行きたい。あと、メジロがまだ釣れていたらメジロも行きたいし、マダイ釣りもしたいが・・・




釣りに行くのに、船宿のHPの釣果情報を参考にすることが多い。たいていは、竿頭など多く釣った人の釣果がのっていて、まあそれを参考にして、どれくらい釣れそうかを想像して出撃することにしている。

竿頭の釣果と同じだけ釣れるとまでは思わないが、やったことある釣りだと自分の実力などもわかっているので、竿頭の釣果から自分の釣果を想像することはできる。

一番ありがたいのは、最低釣果と竿頭とを両方書いてくれているものだろう。

一番役に立たないのは、船全体で何匹釣れたとしか書いていないものである。客が何人乗っているのかもわからないと、一船で何匹釣れたと言われても、想像がつかない。まあ、ここまで不親切なのはたまにしか無いが。

もちろん、あまり詳しく書くのは面倒だろう。だから、最高・最低の釣果と船全体の釣果と客の人数と平均釣果などなど・・・これらを全部書いてくれとはさすがに思わない。

なので、竿頭と二番目三番目くらいまでの釣果をのせてくれるのが親切かと思う。



無駄なことに一生懸命になる人と言うのがいる。

例えば、私のことです(笑)。

とにかく自分のペースで歩きたい。だから目の前にゆっくり歩いている人がいると、とりあえず追い越すためにペースを上げる。しかし、その先にもまだ人がいるからさらに追い越そうと急ぐ。

結局、無理矢理早く歩き続けることになるから、自分のペースで歩くと言う目的を達することはできない。

なので、無駄と言えば無駄。でもやっぱり自分が歩くスピードを遅くして流れに乗ることができず、むしろスピードを上げてその前に出ようとしてしまうのだ。

車の運転も同じなのだが、どうしてこんな無駄なことをせずにいられないのか。自分でもわからない。

歩くスピードも車の運転も、道がすいている時ほどゆっくりで、混めば混むほど早く行こうとしてしまう。

せっかちだからかな!?混雑から逃げたいから!?

自分でもよくわからない。

それから、読んでも無駄な本を読む。

例えば、こんな本を読んでも、別に仕事に役立つ訳でも無い。


これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
(2011/11/25)
マイケル サンデル

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それなりに難しいことも書いてあるので疲れるだけ。まあちょっと面白い部分もあるが。大学の一般教養で哲学を勉強するにはちょうど良さそうな内容になっている。政治とむすびつけて説明されているので具体的は例が多くて話に入りやすい。



政治と言うのは、利益をどう分配するか、権利をどこまで認めるか、義務をどう分担するか・・・これらの基準を決めて法律を作るのが実際の政治だが、ではその基準を導き出すための理窟と言うか根拠となる考え方は何か、それを考えるのが政治哲学と言うことになる。サンデルは政治哲学の研究者である。

この本では、政治哲学の基礎となる考え方をアリストテレスまでさかのぼって現代に至るまで一通り紹介している。なので、政治について考えるための基礎を知るにはちょうど良い。

他には、たとえばこんな本を読んでも、日本の将来に絶望して暗い気持ちになるだけなのに、でも読んでしまう。


自滅するアメリカ帝国―日本よ、独立せよ (文春新書)自滅するアメリカ帝国―日本よ、独立せよ (文春新書)
(2012/03/16)
伊藤 貫

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これで思ったのだが、国の政治を考える時に、どうしてもその人の性格や価値観が反映される。

私みたいに我が強く人のいいなりになるのが大嫌いな独立心の強い人間は、日本という国も完全に独立して他の国の言いなりになるようなことは絶対にすべきではない、自分の国のことはすべて自分たちで決めるべきと思う。

ところが、多くの日本人のように、協調性があってまわりの空気を読んで行動する人たちと言うのは、日本と言う国も「まわりの空気を読んで」「なるべく波風を立てずに」ふるまうべきと考えるようだ。

たとえば、アメリカのご機嫌をうかがい、中国を怒らせないようにして、とにかく他の国から非難されないように協調して行動すべきだと考えるようである。

でも、国際政治と言うのは残念ながらいまだに弱肉強食の世界であり、強い国が好き勝手やり放題なのが現実だ。

国連などの国際機関などはほとんど機能していない。国際法などあっても国際警察軍みたいなものなど無いから実際の運用は国と国との力関係で決まってしまう。

例えば、アメリカがイラクに侵略戦争をしても平気。中国がチベットやウイグルで民族大量虐殺をしてもどうってことない。アメリカや中国の指導者がハーグの国際司法裁判所で裁かれたりすることはない。

当然のこととして、弱い国が食い物にされても誰も助けてくれない。

国際政治ではあいかわらず強い国が好き勝手しているのが現実なのだから、日本もこのまま国力が弱くなれば、いずれ好き勝手されるようになるだろう。

そのためには、他国の首脳が言うきれいごとを安易に信じたり、他の国に過剰に依存したり、顔色をうかがったりするような外交政策を続けていて本当に大丈夫なのか。私にはとてもそう思えない。

と言うか、その前に国内のデフレを何とかして欲しいものだが。デフレは経済力をどんどん弱めてしまう。経済力しか無い国が経済力まで失ったら・・・

たぶん次の政権はちゃんとデフレ対策をやるでしょう。以前はイマイチだったが、さすがに二回目ともなると経済のこともよくわかってきたようだ。

政治は誰がやっても同じなどとよく言われるが、国民にそう思わせるのがマスコミの作戦だろうと思う。自分たちのついてきたウソがバレちゃうから。

国内の閉塞感の原因をとり違えている政治家、マスコミ関係者、財界人などが多い中、デフレが重大問題だとわかっているだけでも立派である。

内政に関しては少し明るいきざしありかと思うが、まあ選挙結果次第だろうか。

でも私は別にそんな優れた知見のある人間でもないし、また特定の支持政党があるわけでも無いし、無駄だから投票にも行かないので、言っていることには何の責任も持ちません(爆)。
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Comment

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これまた、全体で何匹の釣果しか出ない船なんですが(笑)、仕立て専門だから仕方ないのでしょう。

http://www.yoshiryoumaru.com/chouka.html

秋口から見ているのですが、3-4名揃えば行ってみたい気がします。
2012年11月16日(Fri) 13:46
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しんすけさん、こんにちは

少人数仕立ての船はだいたいわかりますから大丈夫です。

聞くところによると、かなり良い船だとか。私も機会あればいっぺん行ってみたいです。

和歌山のカワハギ、初心者でも30枚くらい釣れるようなら行ってみたいのですが・・・これって、ずうずうしい考えでしょうか(笑)。

こましなサイズが20枚でも良いですがね〜贅沢かな!?
2012年11月16日(Fri) 17:01
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お、可能性ありですか。

でも湯浅湾内といっても白崎沖?天気によっては波が気になりますね。

来年の初釣りあたりで行けたらどうでしょうか。

でもまだみんな予定決まってないでしょうねー。
2012年11月16日(Fri) 19:03
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そうですねー、都合と天気とかあえば理想的ですが。

手配考えて頂けるなら私も入れておいて下さいませ。
2012年11月17日(Sat) 13:58
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仕事の取引先のKさん親子が乗り気なので、私とで3名そろいそうです。

12月中はどうか分かりませんが1月の日曜で予約できたら連絡しますね。ご都合あえばご一緒よろしくお願いします。
2012年11月17日(Sat) 16:20
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しんすけさん、お手数かけます。

日程の都合あえば参加させていただきます。日曜ならたぶん大丈夫かと思います。では、よろしくです。
2012年11月17日(Sat) 19:41












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