カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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雑感

世間はオリンピックで盛り上がっているようだが、私はまったく興味が無い。

困るのは、夜中までテレビを見て騒いでいる奴らがいることである。昨夜も窓開けてわーわー言っているアホがいてうるさくて迷惑した。

テレビも、もともと地上波をほとんど見なかったが、最近はオリンピック関連の番組ばかりでなおさら見るものも無い。

しょうがないのでCSで録画しておいた「あしたのジョー2」とか「金田一少年の事件簿」とかを小出しにして見ていたが、全部見てしまい、もう見るものがなくなってしまった。

○さんに貸す前にもう一度Zガンダムを通して見ておくことにしよう。




世間では節電が言われているが、電気が足りなくなる可能性があるのは昼間だけなので、夜に節電するのはあまり意味が無い。ただの精神論でしかない。

節電と言うスローガンを聞くと深く考えずにやみくもにそれに従うと言うのは素直な日本人の特性だろうか?

ただ、昼間は電気が足りなくなる可能性があるみたいなので、節電するにこしたことは無いが、熱中症で倒れてしまっては意味が無い。

それより心配なのは、停電である。計画停電ではなく、突発的な停電が怖い。

いまのところ電気が足りているから計画停電にもなっていないが、どうして電気が足りているかと言うと、大飯原発を動かしたことだけではなく、老朽化して本当は潰す予定だった火力発電所をむりやりフル稼働させているから何とか電気が足りているだけなのである。

もし、それらの火力発電所に何らかのトラブルがあった場合には、大変なことになる。火力発電で大事故でもあれば人が死ぬだろうし、急に停電すればそのせいで事故が起こったり生命維持装置が止まったり、今なら熱中症その他で、これまた人が死ぬ可能性がある。

仮に何事もなく電気が足りて夏が終わったとしても、それは単に運が良かっただけにすぎない。

電力供給にまったく余裕が無いと言うまるで北朝鮮みたいな国に日本がいつのまにかなっていると言う話なのである。




政府の財政赤字および多額の負債の原因を「無駄遣い」のせいだと思っているうちは、何も解決しない。その間違いをマスコミは早く訂正すべきだろう。

慢性的な赤字財政の原因は、日本の場合はデフレのせいだ。

デフレ(=物価が下がる=お金の価値が上がって行く)だとお金を使わないでためておくのが経済的に合理的なので、その結果として、誰も儲からなくなる。当たり前で、お金を使う人がいるから利益が生まれるのである。

だから、みんながお金を使わなくなると国民全体では所得が減るのである。

今までは民間がお金を使わないので、かわりに政府がお金を使ってきたのでかろうじて経済が維持されてきたが、民間も政府も誰もお金を使わず・・・となれば、本当に大変なことになる。

基本的に税金と言うのは国民の所得にかかる。この場合の国民には企業も含まれる。

所得が増えれば税収も増える。所得が減れば税収は減る。

あたりまえだが、法人税も所得税もどちらも企業や個人の所得に税金がかかるもので、所得が減れば税収も減る。

特に法人税などは赤字企業は免除になるから、企業が儲からないと税収は激減する。

所得税は累進課税なので、低所得者層が増えれば税収が減る。

従って、税収を増やすには国民の所得を増やすような政策をやらなければならない。

増税しても増収になるとはかぎらない。そんな単純ではない。むしろ減収になる場合もある。

デフレ下で消費税を増税するとどうなるか。

ただでさえモノが売れないから企業は価格転嫁できずに利益が圧縮されるし、仮に価格転嫁したとしても値上がりすればモノが売れなくなる。そうなれば、さらに企業は儲からなくなる。

その結果として、賃金カットや従業員リストラ・企業の倒産による失業者の増加。

企業が潰れてしまえば、その企業は永遠に税金を払ってくれなくなる。将来の税収の芽を潰すことになる。

賃金が下がれば所得税の税収も減る。

結果として、法人税や所得税の税収が減るに決まっている。

考えてみればあたりまえのことだがどうして間違えるのか?

国家の財政を家計簿にたとえて単純化して考えるからである。

この手の間違いは昔から繰り返されており、世界恐慌の時のアメリカもフーバー大統領がデフレなのに緊縮財政と消費税増税をやり、国民の所得が4年で半分にまで減り、経済が滅茶苦茶になり、当然のことながら、政府の財政も余計に悪化したことがある。

それでも、もっと「無駄を削減」して「増税」しようとしていたのだから、なかなかわからないのかもしれない。

デフレの時に増税するのも緊縮財政するのも同じでどちらも間違いである。

デフレなのに消費税増税しようとする野田氏も、増税の前にやることがある(=緊縮財政)と言っている小沢氏も、どちらも同じで間違っているから絶望的である。

今やることは、日銀がお金を刷って(金融緩和)、政府がそれを借りて使う(財政出動)ことである。しかし、どちらもやろうとしない。

日本はギリシャとって、いくらでもそれをできるのに、やろうとしない。ギリシャには解決方法は無いが、日本には解決方法があるのにマスコミがアホだから間違ったことばかり言う。

ちびっこギャングが「デフレと不景気は違う」と言っていたが、そりゃあ、確かに違うよ。インフレで不景気と言うのもある。でも、インフレで好景気と言うのもある。

しかし、デフレで好景気と言うのはまずありえない。だから、デフレならばほとんど自動的に不景気と決まっている。

また、たんなる景気循環ならば放置してもそのうち好景気になるが、デフレは放置しても改善しない、放置すればするほど悪化するものなのだ。

今、景気が悪くて7割の企業が法人税を払っていない。景気が回復してそれらの企業が法人税を払うようになれば、税収など一気に回復する。

実際、2005年にアメリカでおこった住宅バブルのおかげで日本の輸出が一時伸びて景気が一時的に回復した時などは、ほとんどプライマリーバランスがとんとんにまでなったのだから。

今は世界的に景気が悪くて輸出で経済成長は不可能だから、内需拡大のために財政出動するしか無い。

政府が国債を発行しても日銀が買い上げれば事実上の借金はチャラなのだから、それをやれば良い。インフレ率が5%くらいになるまでできるのだから、かなりの金額できるはずである。




最近、「ステマ」と言う言葉をよく聞く。

ステマ?捨て間?

どうも、「ステルス・マーケティング」のことらしい。

情報を提供しているふりして、実は密かに宣伝する行為のことを言うらしい。「やらせ」の一種である。

有名人がブログを使って、日頃自分が愛用している商品を紹介しているだけのように見せて、実は業者から金をもらって宣伝している・・・みたいなやつである。

テレビの情報番組とかでもよくある。

実はテレビ局がその業者から金をもらって宣伝しているだけで、業者に都合わるい情報は一切知らせずに商売として宣伝しているだけと言うやつである。もろに「やらせ」である。

でも、テレビの情報番組なんてほとんどそんなものばかりだろう。だから誰も信用していないと思う。

店に都合の悪いことは言わないに決まっている。でもそれは、自分で一度行ってみればすぐにわかることである。隠したってすぐにバレる。

だから、ステマみたいなことをするテレビ番組やキャスターその他は、視聴者を馬鹿にしているだけではなく、視聴者からも信用されなくなっているわけであり、そのことに気づいていない。

視聴者、一般の客の視線に立てば店側に都合の悪い情報も取り上げずにはいられないはずである。それをどうやってうまく営業妨害にもならず、客のためになるように紹介できるかが腕の見せ所だろう。
哀愁 | Comments(2) | Trackbacks(-)

Comment

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あれ?赤イカ釣りに行かなかったんですか?

船長の財政に対する考え方は、私とはちょっと違いますなぁ。

財政投資も、公共財と福祉がありますけど、もっぱら世論は「コンクリートダメ、福祉を厚く」ですから、財政投資も福祉にばかりいって、それ程効果はないばかりか(貯蓄に回るので。特に不安感が更に貯蓄率を上げる)、そのために、先の支出が見えなくなり国家財政が破綻に向かってしまいます(そのあたりはケインズ論で)。

また、公共財への投資も、その後の維持経費を考えると、また財政の硬直化が進みます(造ったものを簡単にやめられないので。これは福祉はもっと難しい)。

まぁ、机上で考えるより、めんどうな事が沢山あるってことです。


うっとおしいこと書いてごめんなさい。
お祭りで酔ってますv-14
2012年08月04日(Sat) 21:18
編集
このじんゆうさん、こんにちは!

明日の晩にマイカ釣りにしました。日本海です。

それにしても珍しいですねー。この話題にレスがあるとは。いっぺん酒でも飲みながら議論したいところですね。身近に議論の相手がいないので・・・

その道のプロがどう考えているのか知りたいところです。

なので、うっとうしいどころか大歓迎ですが、私のほうがうっとうしいことを書いているかも(汗)。気に障ったらごめんなさい。

一応、この頃はこう考えていると言うことで、また時間たったら変わるかもしれません(笑)。

おっしゃる通り、公共投資でも効果のあるものと無いものがあり、私はコンクリート系が良いと思いますが(乗数効果が高い)、貯蓄にまわるたぐいのものはだめですね(○○手当などの所得移転系が典型的)。

ちなみに日本の財政破綻は、ほぼあり得ないと思うのですが、どうでしょうか?財政破綻の定義によりますが。破綻=デフォルト(債務不履行)と言うことなら、理論上ありえないですから。

自国通貨建ての国債は返せなくなりそうになったら中央銀行がお札を発行してそれで払えば良いだけなので、理論上も破綻することは不可能ですし破綻したくてもできないです(笑)。

無駄な公共事業をやれとは言いませんが、どっちみち高度成長期に作ったインフラがもう更新時期ですから、金を使わなければならないのは間違いないですよね。

それプラス、来るべき大地震に備えた対策もしなければならないでしょう。

それらをやるお金を国債でまかなっても、日銀がお札をすってその国債を買い上げれば、事実上借金を増やさずにできるわけですし、デフレからも脱却できるし、円安にもなるし、耐震化もできるし、景気回復して財政赤字も減るから良いことだらけだと思うのですが、机上の空論なんでしょうかねー。

要するに、今はデフレなので、増税したり緊縮財政したりではなく、しばらく(インフレ率5%くらいまで?)は通貨を発行することで資金をまかなうことができるから、そうすれば良いのにどうしてやらないのかなと思う今日この頃です。

それでデフレ脱却して景気回復してから増税するなら何も文句は無いのですが。
2012年08月04日(Sat) 22:00












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