カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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願い事

東北の復興がさっぱり進まない。

昨日、学生がやってきて、もうすぐ七夕なので、短冊に願い事書いてつけた笹を被災地に送るから、私にも何か書けと持ってきた。

しかし何を書くか・・・私みたいに復興に何の協力もしていない人間が言葉だけ書いて意味あるのかとも思うし、せいぜい「早く復興が進みますように」くらいしか書けないだろう。

本当は、「復興の予算を出し渋り、復興を邪魔するTPPとか消費税増税とかばかりやる愚かな政府が早く倒れますように」とか書きたいところだが。

そもそも、復興のための予算の財源をどうするか考えることじたいが間違いだろう。借金しようと何しようと復興するのが当たり前である。

と言うか、国債を発行しても日銀がお札を刷って国債を買い上げれば事実上政府の借金はチャラだろう。おまけに日本はずっとデフレなんだから、インフレになるまで日銀が通貨を発行し続ける(国債を買い上げる)ことが可能なので、そうとう借金をチャラにできるのに、何故やらないのか。

デフレから脱却できるから一石二鳥なのに。デフレから脱却して景気が回復すれば税収も増えるから借金の問題も解決するのにね。逆に、デフレのまま増税すると税収は減るから(マクロ経済の常識)かえって政府の借金が増えるのにね。

消費税に反対している政治家も的外れなことを言っているのが多い。たまたま結論が正しいだけで、こんな人たちに任せても、また違うことで間違いを犯すだろうから彼らも支持できないが。

政治家では5人くらいしか理解していない。マスコミはほとんどゼロ。

マスコミがアホすぎるからまともな処方箋が描けずに景気も財政も両方とも悪化するのである。

もう国家財政を家計簿みたいにして考えるのはいい加減にやめてくれ。マクロ経済の基礎を高校で教えたらどうか。財務省とか東大法学部出ばかりみたいで経済のことをわかっていないのだろう。

・・・と話がそれたが。

短冊に他の人が何を書いているかちらりと見たが、中に「世界平和」と書いてあるのあった。こういうのって、何かイヤな気分になる。

そもそも東北の復興のために何か書けと言われているのに「世界平和」は無いだろう。

仮に東北の復興と関係無い話だったとしても、短冊に「世界平和」と書く人は、ものごとをあまり深く考えないマスコミに流されやすいタイプなのではないかと思う。

そもそも書いた当人が本気でそう願っているとは思えないし、平和について本気で考えているとも思えない。

平和にもいろいろある。奴隷の平和と言うのもあるのである。

平和を維持するには、強力な力が必要になる。

強者が弱者を押さえつけることでなりたっている平和と言うのもあるのである。

だいたい、世界は平和とは真逆の状態にあるのに、本気で平和をのぞんでいたら、のんきに日本なんかで暮らしていられないだろう。本気で願っているならば心労で倒れるのが普通の神経の持ち主だろう。

そもそも人間はそんなに他人のことなど本気で考えられないのである。

しかし、身内や同胞ならば助けてやろうと思うものだ。

東北の復興を願うのも東北の人たちも言語と文化を共有し同じ日本に住んでいる同胞だからであって、地球の裏側の人たちのことまでは考えられないのが普通だし、そこまで考えてしまうと、身内に不利益になることのほうが多い。

せいぜい自分の国内のことをまずしっかりちゃんとしようと考えるのが常識的な人間だろうと思う。グローバルな時代だからこそ、ちゃんと頭の中に国境線を描いていないと、ユーロみたいに破綻してしまう。


ちなみに、願い事が一つだけかなうとしたら何をお願いしますかと言われたら、私の答えは昔から決まっている。

「願い事を無限にかなえてください」

である。
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