カーク船長の娯楽日記

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国際競争力の滑稽

地上波は見ない運動を1人でやっているが、朝のNHKニュースだけはしょうがなく見ている。

すると、由紀さおりの曲が世界的に大ヒットしているとの内容が紹介された。

事実のようである。

全米No.1由紀さおり

『SUKIYAKI』(坂本九)以来の快挙か――。往年の“ジャパニーズ歌謡曲”が海外のヒットチャートを席巻中だ。

歌手の由紀さおり(63)が米国のジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」とともに、自身の『夜明けのスキャット』を含め、同年に流行した『ブルー・ライト・ヨコハマ』(いしだあゆみ)などをカバーしたアルバム『1969』を世界20か国に配信。すると、瞬く間に米国のiTunesジャズ・チャートで1位を獲得(11月2日付)したのをはじめ、カナダやギリシャなど各国のチャートでも上位にランクイン。発売元のEMI社も驚く大人気だ。



それにしても、滑稽に思うのは、日本で大成功した歌手がアメリカ進出と言うと、決まって英語を勉強して英語で歌ってむこうで売ろうとするパターンが多いが、どれもたいして成功したためしが無いと言うことだろう。良くてもそこそこ。

それが、日本語で歌った歌謡曲がそのまま海外で大ヒットと言うのだから。

よくマスコミに登場する知識人や文化人は、日本の○○の分野はもっと国際競争力をつけなければならないとか言うが、その方法として彼らが言いがちなのは、国際的にすでに通用しているものをマネしろと言うだけである。

歌手で言えば、英語で歌って英語圏で売ろうとするやり方と同じである。しかし、そんなことをしても、二流の英語国民にしかなれないと言うことははっきりしている。

私は70年代の歌謡曲が好きで、iPodに入れていつも車内で聴いているから、結構なことだと思うが、別に海外で評価されなくても、良いものは良い。それくらいに思ったほうが良いのではないか?

話が少々飛ぶが、宇宙戦艦ヤマトの音楽が素晴らしいのは、そのメロディーのすばらしさによる。ブラームスやチャイコフスキーも真っ青である。

そして、そのメロディーは基本的に「歌謡曲」のメロディーである。歌謡曲のメロディーは歌詞が無くてもそれだけで十分に通用するくらい素晴らしい。いや、陳腐な歌詞なら無いほうが良いくらいである。

由紀さおりの歌謡曲が海外で大ヒットと言うことは、それを証明しているのではないかと、個人的にはそう思っている。
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