カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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頭文字D・放送中

このところ、CSで放送されている「頭文字D」(イニシャル・ディーと読む)を見ている。久々である。

高校生まではマンガ・アニメをよく見ていたが、大学生になってから一部のマンガを読むだけで、まずアニメは見なくなったし、マンガ本もだんだんと読まなくなっていった。

社会人になってからはもっとマンガを読まなくなったが、大人になってから、ひさびさにはまったマンガが「頭文字D」である。

頭文字D(1) (ヤンマガKC (567))頭文字D(1) (ヤンマガKC (567))
(1995/11/02)
しげの 秀一

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その後、アニメ化されて、レンタルして見た。

これが今、アニマックスで放送中。ひさびさに見ていると言う訳である。面白い。


もちろん、公道で車を猛スピードで走らせたりドリフトしたりなど現実にはとんでもない違法行為なので、そういうことができるはずもなく、最近ではさらに厳しくなっている訳だから、非現実的なものになってしまっているが、だからこそ、アニメを見て現実にはできないことをやった気持ちになり、満足できるのである。

こういう不道徳なアニメを放送すると、だいたい「みんな真似するからいかん!」とか言う人がいるが、そういう言動に根拠は無い。むしろ現実の行動としてやっていけないものを、表現のレベルで満足させることができる。

どっちみち、滅茶苦茶なことをするやつは、テレビでやろうとやるまいと、無茶苦茶なことをする。100人のうち、99人は、想像の世界でかえって満足して悪さをしなくてすむが、残り1人は、どうしようもない、その1人だけ見て「ほれみろ!」と言うのは間違っているのである。

と、話が長くなったが、このアニメの何が良いかと言って、やはり、普通の車で走っていると言う点だろう。もちろん、カリカリにチューニングしてあるとは言っても、基本的には市販の車がベースになっている。

F1のようなタイヤがフェンダーの外側に着いているような(フォーミュラカーと言うのか?)ああいうのを見ても、まるで自分と関係無いような非現実的な感じがするので、入れ込めないが、普通の車(GTカー)ベースの車が、それも峠と言う普通の空間を暴走するからこそ面白いのである。

このアニメに出てくる車の絵はCGで、しかも昔のCDだから絵が汚いが、動きはすごい。実際に土屋圭市にドリフトさせてその動きを取り込んでCDにしたと言うから、なるほどと思える。

また、車のエンジン音も実に良い。リアリティーの無い爆音とは違う良い音をしている。ただ、音楽は小室のできそこないみたいなヤンキー風でイマイチだが・・・



実際の走り屋はどうなのか知らないが、この物語の登場人物には、とても真面目な人間が多いのも共感持てるところである。

もちろん、世間一般の尺度で真面目な人間がこんな違法行為をくりかえすはずが無いので、そういう意味での真面目ではなく、走ると言うことにたいして非常に真面目だし、そのためには他の多くのことにかなりストイックですらある。そこもこのマンガの魅力である。

ヤンキーがこのマンガを読んで、何かに一生懸命になると言うことの大切さを少しでも勉強することができるとするならば、こういう世間的に不道徳なマンガも少しは世の中の役に立つと言うものである。

テレビに出ているコメンテーターか何か知らないが、一見すると真面目そうな番組でしたり顔でしゃべっている知識人や文化人、キャスター連中のような実際の性根は腐りきった奴らの戯れ言を聴くくらいなら、こういうマンガを読んだほうがよほどまともな人間になれると言うものである。

と言うことで、しばらくは楽しめそうである。月~金の毎日放送だが、1日1話しか無いのが残念。
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