カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
ホームページへ     
TOP映画・TV ≫ カークとピカード

カークとピカード

このところ、スタートレックのオリジナルシリーズ(カーク船長のやつ)を見返していて、すべて見終わってしまったので、次のシリーズ(ピカード艦長のやつ)を見始めた。

新スター・トレック シーズン1 Vol.1 [DVD]新スター・トレック シーズン1 Vol.1 [DVD]
(2009/07/01)
パトリック・スチュワート、ジョナサン・フレイクス 他

商品詳細を見る


こちらは話数が多いし、序盤はだるいので、50話あたりから見始めたのだが、カーク船長のシリーズとは大きく違っている。

基本的には同じスタンス、「新しい文明と生命を求めて人類未到の宇宙を調査飛行している」と言うスタンスだが、内容は違っている。

話の内容が洗練され、特撮も何とか見られるレベルには達している。

また、暴力シーンが減っている。

暴力シーンと言うと言いすぎだが、カーク船長のほうは、ほぼ毎回、乱闘・格闘シーンがあった。とっくみあいのケンカみたいなシーンである。また、やたらと女性をくどいてキスシーンも多い。

ところが、ピカードのシリーズには、どちらもほとんど無い。昨夜見たものには、たまたま出てきたが、かなり少ないのは間違いない。

私が高校生の頃だったと思うが、スタートレックの新シリーズが製作されると聞いてものすごく喜んだが、見てみたらハゲたオッサンが船長で、しかも名前が「ピカード」とは、お笑い!?と思ってガッカリした記憶があるが、しかし指揮官としてはピカードのほうがカークより遙かに立派で頼りがいがある。

110909picard.jpg

演じていたのは、映画「X-MEN」でプロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア)役もやっていた、パトリック・スチュワートと言うイギリス人である。

まあ、そんな話はどうでも良い。

SFの良いところは、物事を相対的に考えられるようになることである。思考訓練と言うか・・・。価値観は多用であると言うことを、理解したつもりになっている人は多いし、簡単に「民主主義は多用な価値を認める制度」などと言う者も多いが、そういう単純思考こそ、実は価値が多様であると言うことを理解していない証拠である。

今の世の中を見ると、自分が大切だと思っているものこそ、この世で一番大切であるかのごとく、声高に主張する人がちらほら見られる。

わかりやすい霊で言えば、シーシェパードがそうだが、最近の日本でも、彼らのように感情的な偽善を振りかざして気持ちよくなっている人たちが増えつつあるように思う。

そういう人たちは、スタートレックを見てもうちょっと物事を別の角度から見てみるとか、全体のバランスを考えてみるとかいう姿勢を学んで欲しいと思う。
映画・TV | Comments(0) | Trackbacks(-)

Comment













非公開コメントにする