カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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ゆるキャラで復活する日本

先日、高野山へ行った際の話で書き忘れたことが一つ・・・

高野山のゆるキャラ、こうやくんである。

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高野山でも今回の地震・津波の被害者の方々への祈りをささげていた。

私ごときが祈っても無駄だろうから、私はそれ以外のことをしたいと思うが、これからの課題は復興だろう。

実は、日本は復興がかなり得意と言うことらしい。





この20年ほど、日本経済は基本的にずっとデフレによる不況で苦しんできた。

大昔なら、そういう状況で戦争になってすべてぶっ壊してやり直しと言うようなことをしていたのだが、さすがの現代ではそうはならない。

そこで、構造改革と言って日本の制度をぶっこわしたが、失業者が大量に出たりしてかえって日本経済が悪くなり、税収も減って財政もかえって悪くなった。

そこにこの地震である。地震による経済的損失は計り知れない。

さぞかし日本経済の未来は暗くなることだろう・・・と思うのは大間違いである。

今回の地震では、多くの貴重な命が失われたが、それ以外に失われたのは、大量のコンクリート、土木建築物その他のインフラである。

このインフラ整備と言うのが、いわゆる公共事業であり、この公共事業を大量にやることによって、日本経済が大きく回復する可能性が高いと言われている。

ウソだと思うかもしれないが、まず日本のここ最近の不況の原因は、やはり公共事業を減らしすぎたことだろうと言う分析が(マスコミでは一切タブーになっているが)ある。

さらに付け加えると、バブル崩壊後のデフレで苦しんでいた日本に阪神大震災が直撃、大量の国債を発行して復興事業をバンバン行うことで、その復興を契機にして日本経済はデフレを脱却して経済成長をはじめたという事実がある。

そのまま数年続ければ良かったのだろうが、やっぱり財政赤字が気になると言うことで、あわてて増税と緊縮財政と言うある種の構造改革をやった(橋本内閣の行財政改革、金融ビッグバンその他)。

その結果、せっかく上向きになりかけていた経済が急激に失速、大不況となり、政府支出を減らして増税したにもかかわらず税収が減ると言う大失敗をやらかして、その後はずっとデフレのままになってしまった。

だから、今やるべきことは、あっちの予算をこっちに持ってくるとか、奇策ではなく、非常事態に考えられるごく普通のことをただ粛々とやれば良いのである。

国債を10?20兆円ぶん発行して、それを復興事業にまわせば良い。そうすれば、雇用も生まれ、経済もまわって、数年間それを続ければ、確実に日本経済は成長をはじめる。経済成長がはじまれば、政府の借金も自然に減って行く。

国債の金利が上がりそうになったら、日銀が市場から買い取れば良い。

やることは簡単なのだが・・・大きな障害が、総理と財務大臣と言うことだろう。どちらも「緊縮財政と増税」と言う発想しか無い財務省と同じ考え方の人である。

彼らは「支出削減+増税」をしても借金が減らないことがわかっていないようである。借金を減らすには、経済成長して税収を増やすしか方法が無いのである。

だから、災害からの復興と日本経済の回復における最大の障害は、首相と財務大臣(と、マスコミ世論)なのかもしれない。

・・・と言っている人がいましたが、私もその考え方に基本的に賛成です。

公共事業、特に、土木事業と言うのは、経済全体に及ぼす波及効果がとても大きいので(乗数効果と言うらしい)、政府が大量に土木事業を行えば、確実に国全体にその金がまわって、雇用の創出や労働賃金のアップにつながり、デフレを脱却できると言われている。

乗数効果と言うのは、ようするに、かき氷に上から蜜を垂らすようなものと言うことである。

かき氷に上から蜜を垂らすと、少量の蜜であっても、かき氷は最後まで甘く食べることができる。

ところが、ストローで直接かき氷の中に蜜を注入してしまうと、かき氷は美味しくならない。

このたとえで、上から蜜を垂らすことに相当するのが公共事業である。直接に蜜を注入するようなものが、「成長産業への投資」などと言われるもの、特にサービス業であったり、子ども手当のようなものであったりで、これはあまり効果が無い。

日本経済は復興のための公共事業とともによみがえる・・・この説を私は信じたいと思う。

それから、財政赤字の量と経済の破綻は関係無い。

ギリシャはGDPと同じ額の財政赤字で破綻したし、もっと少ない財政赤字で破綻した場合もあるが、日本はGDPの二倍でもまだ破綻していないしその予兆も無い。逆に、アイスランドと言う国は財政がずっと黒字だったのに破綻した。

財政赤字の量で破綻するかどうか決まるのではなく、その質やその他の状況で決まるのである。
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