カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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食い物の好み

プリンエルを「最高のプリン」と、敢えて挑発的に書いてみたが、たいして反発が来なかったので、少々拍子抜けであった。

まあ、「私にとっての」というニュアンスをちゃんと入れたから、もしくは私のような育ちの人間にはああいう安物プリンがぴったりだぜ!とか思われているのかもしれない。

おっと、あしたのジョーの見過ぎで、言葉遣いがきたなくなってきた(笑)。

そうれはそうと、食い物というのは、習慣と強くむすびついている。

人間の味覚は、年齢の変化、経験、慣れ、子供の頃からの習慣などなどによって徐々に形成されてゆくものである。

そして、その経験や習慣を決めるのは、その地域地域の文化である。食文化という言い方があるのももっともなことだ。

また、人間の感覚であるがゆえに、場合によっては狂うこともあるし、いいかげんになってしまうこともある。食べ物の味だけでなく、見た目や食べる時の雰囲気や気分などにも大きく影響される。

美味しんぼなんかを読んでいてイマイチうそくさいと思うことが多いのも、あの原作者の人格が歪みすぎているからということの他に、「味覚絶対主義」みたいなところがあるからである。

怒っている人間に、少々美味いものを食わせたところで、話がそんなにうまく解決するか?

本物の味というものなら、誰にでも通用するように書かれたりしているのも、どうもウソっぽい。

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雁屋 哲

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味覚も人間の能力の一つなので、人により大きな差があるのだから、山岡みたいな人もいるのかもしれないその一方で、大半の人間は舌バカと言って良いだろう。そういう人間に、「本物」を出したからって、感情や雰囲気を超越するほどに味に感動したりできるものか?

・・・と、どうでも良い話が長くなってきたが、人間の味覚は、経験と習慣に強くむすびついており、自分たちの文化から大きく逸脱したものは、なかなか受け入れられないことが多いのである。

いくら美味しいと言われても、欧米人の大半はタコなんか食べないし、日本人はペットとして飼われているような動物を食ったりもしないのである。これは文化の差だろう。

文化の違う者どうしは、お互いにきっちりと距離をとった大人のつきあいをするのが一番良いのである。あまりベタベタするのはやめよう。
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