カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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ものの見え方

多くの人とものの考え方が違うと苦労する。疎外感や孤独感を感じやすい。

では、どうして違った考え方になってしまうのか?ものの見え方が違うのか?

考え方の違いについてはわからないが、ものの見え方については、少しは考えられそうである。

他の人が見ている「赤」という色と自分の見ている「赤」という色は、まったく同じに見えているのだろうか?

これは哲学の話だが、自然科学の側面からも考えられる。

色というのは、網膜にある細胞が認識して、その信号が脳に送られてそこで認識される。だから、脳の働きが違えば、色や景色は別物に見えている可能性がある。その認識について考えるのは哲学の話だった。

何より、赤と緑の区別がつかない人がいるのは昔から知られていたこと、色盲という言葉はあまり使われなくなりつつあるみたいだが、

これは、網膜で色を認識するオプシンというタンパク質を作る遺伝子が抜け落ちているとなってしまうことがわかっている。

赤と緑の区別がつかない人というのは、緑オプシンまたは赤オプシンの遺伝子が欠損しているということでそうなるのだが、それ以外にも、オプシンの遺伝子には人によって微妙な違いがある場合があって、色の吸収極大がずれたオプシンがあることがあるから、そういう人は、たとえば、同じ赤でも違う赤色に見えるはずである。少し暗くみえたり、明るく見えたりするのかもしれない。

ということで、色は人によって違って見えることがあるのは、あたりまえ、だが誰しも自分が見ている色と同じ色が他人にも見えていると思っているはず。

それと同じく、誰しも自分の感覚があたりまえのものと思っているところがあるかもしれないが、たかが色に関しても違いがあるのだから、ものの感じ方とらえ方が人によって違うのは、むしろあたりまえなのかもしれない。

もちろん、人間の行動や能力が、なんでもすべて遺伝子で決まっているわけではないが。でも、経験や教育や努力その他の環境要因で決まるのが半分、残り半分が生まれつきの遺伝であると見積もられている。

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Comment

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ふむふむ、なるほど。
多くの人は、私のイメージをアロハシャツで会話の語尾に必ず意味不明の言葉を付ける「変人」と思っていた様ですが、船長だけは「真面目な人」と見抜いた為に、密かに疎外感を感じていたのですね。

流石の洞察力でございます。
2009年02月25日(Wed) 09:57
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アロハシャツで会話の語尾に必ず意味不明の言葉を付ける・・・というのは、最近まで知りませんでした。

でも、ずいぶん以前に私にメールをくださった方とジェッターさんが本当に同一人物なのか、時々わからなくなることがあるというのが本当のところです(爆)。
2009年02月25日(Wed) 10:28
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犯罪者の近所の人にレポーターがインタビューすると・・・そんな人には見えなかった、とてもいい人だった・・・ってパターンですか?
やはりジェッターさんは悪のドン!(爆)
2009年02月25日(Wed) 16:09
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座布団1枚!

って、これで座布団3枚くらいゲットですかね!?
2009年02月26日(Thu) 10:13












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