カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
いつもふたりは絶好釣  カーク船長の釣り日記     
TOP哀愁 ≫ 諸行無常の響きあり

諸行無常の響きあり

土曜日は、つばき屋杯に参加の後、京都で勉強会があった。

つばき杯に参加を申し込んだ直後、この勉強会の日程が決まり、何と同じ日の夕方からになってしまった。どうしようか悩んだが、両方出席することにした。

以前ならば、どちらかを断念しなければならないところだったが、新名神が出来たおかげで、釣りをした後に京都に向かってもギリギリ間に合った。

080524hatugensya.jpg

この勉強会は、私が唯一癒される場である。最近は、釣りをしても癒されることが無い。いろいろ考えて行動しないといけないし、釣りに没頭することが許されないこともある。

また、テレビを見ると、文化人連中の言っていることに納得できない、世論についてゆけない。

そんな孤独感が、この勉強会では癒される。癒されると言ってももちろん宗教ではない。私の専門外だが、社会科学系の勉強会で、京大やら立命、同志社と言ったあたりの大学院生も参加している。

内容は、主催者のじいさんがほとんど1人で喋って講義する(半分は雑談)という感じなのだが、最後に少々の議論・討論もある。

このじいさんが、なかなか良いことを言う、このじいさんの言うことに癒されているわけである。

そして今回、最後のほうでたまたま平家物語の話が出た。

ちょうど私の気分も、平家物語の有名な冒頭部分と同じだったので、不思議な偶然だと思った。

昔、国語の教科書で読んで知らぬ間に暗記していた平家物語の冒頭部分が、ちょうどこの頃、頭の中をかけめぐっていたところだった。

自然を知れば知るほど、諸行無常を感じ、世を知れば知るほど盛者必衰を見る。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。

驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。

猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ

この年になると、だんだんと自分に対して(耳の痛い)意見を言ってくれる人、叱ってくれる人が少なくなってしまい、人間、ついつい増長してしまうということがある。

だから、自分を叱ってくれる人、意見を言ってくれる人というのは本当にありがたい存在だと思うし、言われたことにはなるべく謙虚になって、その意見を伺うようにしている。感謝しつつ。

しかし、完璧な人間などいないわけだから、叱るほうも時には間違うだろう。こちらの事情や考え方をご存じない場合だってあるだろうし。なので、まあ話半分くらいにしておくのが良いと思っている。

最終的には、人からどう思われるかは相手に委ねるしかない。そういうことに気を焼いてもどうにもならないので、私はYUKAが一番よろこんでくれるように、YUKAが一番満足してくれるように行動するだけである。それが私にできる精一杯の、そして唯一の、自分以外の人への配慮なのかもしれない。

哀愁 | Comments(2) | Trackbacks(-)

Comment

編集
強行日程お疲れ様でした。

なかなかできないことですよ・・余程、癒される内容の勉強会だったんですね。

ところでその間YUKAさんは待っていたのでしょうか?もし待っていたのならばエスプレッソマシーンをプレゼントするべきですよ!!

YUKAさんの喜ぶことをするのが船長の役目なんだから(笑)

本当は美味しいレシピのほうへコメントしてYUKAさんを煽ろうかなっとおもったんですが・・・
2008年05月27日(Tue) 19:40
編集
つったどー丸さん、どうもですー。

YUKAは伊勢丹でウインドウショッピングしていたようです(本人の希望です)。先に電車で帰っていて良いと言ったのですが・・・。まあ、文句は出なかったので、これで良いかなあと(笑)。
2008年05月28日(Wed) 10:36












非公開コメントにする