カーク船長の娯楽日記

周回軌道上から地球を眺めつつしたためた恒星日誌
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マルソウダ襲来!

2012年6月2日(土)午後便

イサギ釣り@仲政丸(和歌山美浜)

日出 4:49 正中 11:58 日没 19:07
天候:曇り  風向:東  潮:上り潮(後半早い)  水温:24度  波高:ベタ凪

潮@三尾(和歌山)〜中潮

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(結果)イサギ23−35センチを41匹、マルソウダ4匹、トツカアジ1匹

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忙しくて釣行記が遅くなってしまったが・・・なので、だいぶん忘れたが、なるべく思い出して書くようにしよう。

さて、シーズンインしてからのイサギ釣りはこれで3回目だが、まだまだ配り切れていないので、毎週の出撃に・・・

ただ、このところお客さんがかなり多く、数日前の予約でも後のほうになるので早い目に、と思ったが、なかなか難しい。

仕事も忙しいので、体力を考えれば本当はやめたほうが良いのだが、午後便なら疲れも少なくてなんとか釣行できるかなと言うことで、火曜か水曜か忘れたが、数日前に無理矢理予約。でももう結構予約が入っていた。

本当は午前中のほうが無難のように思うが、体力的なこともあるし、最近では午後からも爆釣しているので大丈夫だろう・・・

さて、午後便は10時半に集合(出船?)とのことで、港にちょうど10時頃に着いたらすでに帰港しており、午前便のみなさんは帰り支度。

Sさんがおられたので、ご挨拶して午前便の様子を伺うと、じゅうぶんに釣れたが、活性がすごく良いと言うほどではないとおっしゃっていた。

あと、ソウダガツオもやってきてお客さんも多くて潮も早いのでオマツリが多かったとのこと。

うーむ・・・

実は9日に釣り堀に行くので、マルソウダは2−3匹くらいならむしろ欲しいと思っていたので、良いのだが、潮が早くてオマツリ多いのはちょっと困るなあと思いつつ、出船準備。

私は何番目か忘れたが、先に入った方が左舷にはすでに4人、右舷には一人だけだったので、本当は左舷に入りたかったが、潮が早いなら後ろ寄りが良いかと思い、右舷に入った。

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ただ、右舷の後ろから二番目の釣り座は、柱みたいのがあってちょっと狭くてやりにくいのだが・・・まあ、釣れれば良いので気にせず準備。

で、今回はちょっと忙しくて疲れていたので、竿釣りでやることにしたのだが・・・

さてみなさんそろったので集合時間の10時半にはもう出船していたと思う。

午前便も満員だったようだが、午後便も満員の様子。

さて、ポイントに到着して、たぶん11時頃から釣り開始。私のとなりの方が手釣りでされたので私も手釣りにしようかとも思ったが、潮も緩い潮下の私が竿でやっても大丈夫そうだったので、疲れていたから竿で・・・

疲れているせいか、べた凪にもかかわらず、少し気持ち悪くと言うか、頭痛がしてきた。私の場合の一番軽い船酔い症状である。アネロン飲めば良かったかな・・・

釣れ出したら気にならなくなるだろうと思い、無視して釣り開始。

船長のアナウンスは「35mくらいからはじめて上へ」と言うことで、前回までは開始が45mからだったので、かなり活性が上がっているのかと思い、期待が高まる。

さっそく第一投・・・37mくらいまで落として、エサを出しながら上げてくると、35m前後でアタリ。まずまずのサイズが釣れた。

二投目は少しこぶりになったので、少しずつタナを上げてみるが、30mより上では食わなかった。

そして、入れ食いはあまり続かない。

どうも風も潮も弱く、ころころと風向きもかわるのか、すぐポイントからずれてしまうようで、何度も船の位置をやりかえ。

おまけに、先日偉そうにブログでレクチャーした竿での釣り方では入れ食いにならない。

となりの手釣りの方は、そこそこのペースで釣っているのだが、私はその方の半分くらいのペースでしか釣れない・・・

使った竿も良くなかったようだ。

タナも浮いてこず、40−35mの間くらいに下がってしまった。それも、ぽつぽつ、くらいのペース。

2時間ほどやっても10数匹しか釣れずに、「これはやばいかも・・・」と少し焦る。

釣っている人と釣っていない人とに別れている。活性がイマイチの時によくある。そして、私は釣っていない人のほうに入る感じ・・・

うーむ、やっぱり竿での釣り方がよくわからん。

そのうち、マルソウダがまわってきて、さらに釣りにくくなった。

たまにかなり太くて大きなマルソウダが釣れる。これは食用に血抜きしてキープ(料理次第でかなり美味しい)。

太くないやつは釣り堀のエサ用にキープ。

まだまだイサギを釣る気でいたので、カツオでクーラーを満タンにしないように、カツオのキープは3匹だけにした。

と、そのうちイサギの活性も下がったのか、釣れなくなり、アンカーを上げてポイント移動。

たぶん3年くらい前までにやっていたナベと言うポイントに移動したのだと思う。

この移動の間に決断して、やはり手釣りでやることにした。

私の手釣り糸は、やたらとヨリが入ってすぐもつれるのだが、糸全体をしばらく海水に浸しておくとあまりならないようなので、それを試してみることにした。

結果、ヨリはほとんど入らず、もつれなかった。今度からこうしよう。

さて、ナベに到着。T丸などがいた。

こちらは、第一投目から快調に釣れて、ダブルもたまにあり。活性が良い。これまであまり釣れていなかった人も竿が曲がっている。

明らかに活性が高く、移動したのはちょっとした距離なのに不思議なものである。

ただ、そのうち潮がかなり飛びだして、だんだん釣りにくくなったし、入れ食いと言うほどでもなくなったが、快調に釣れた。

上り潮が早く、水温も24℃まで上昇したらしい。

糸がななめに出ているので正確なタナはわからないが、糸の出で言うと45m前後でよくアタリがあり、快調に釣れた。

そのうち、かなり重たい手応えのある魚がヒット、慎重にたぐり寄せてきて、抜き上げると、目測で40センチはありそうだった。

左手で魚をつかみ、針をはずした瞬間にあばれて、私の体に体当たりして跳ね返って、海にお帰りになられた・・・(哀愁)。

もっと低い位置で魚をはずせば良かった。

その後も、ぽつりぽつりのペースだが少しずつ釣れて、4時前になり船長から「4時15分くらいまでやって終わろう」とのアナウンスが。

ところが、ここでまたカツオがはげしく襲来。

カツオが多くなったからやっぱりもう終ろう・・・と言うことで4時頃に終了。

まあ、これ以上粘っても1−2匹のイサギを増やすためにかなり消耗するだけだろうから、それなら早く帰ったほうが良いので、むしろありがたかった。

イサギを数えてみると41匹で、みやげとしては十分である。

小型数匹もキープしたが、だいたいは30センチ前後の良い型のが中心だった。

ただ、カツオ4匹入れても27Lクーラーが満タンにならなかったのは残念。

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ここに、もしあの40センチ級が入っていれば・・・とか、最初から手釣りにしていれば・・・とか考えてしまったが、まあそれはわからないし、あまり気にしないことにしよう、ってかなり気にしているが。

(結果)イサギ23−33センチを41匹、小さめイサギリリースは2−3匹。
マルソウダ30−40センチを4匹キープ(食用2匹、釣り堀用2匹)。マルソウダのリリースは10匹くらい。

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翌日の午後便は良かったようなので、谷間にあたってしまったようで残念。送りたいところすべてには送れなかった。これまた残念。あと2軒ほど送りたいところがあったのだが・・・

ぼちぼち水温が上がってきてマルソウダが邪魔しにくるようになったことと、あと、イサギも産卵がはじまって、少し腹が細めのもたまに混じってきた。

まだ配り切れていないところもあるので行くなら早いうちが良いとは思っているが、次回は17日(日)の予定。
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