2008-08

妙な言葉を使うのやめよう!

地デジという言葉をよく耳にする。

「ちでじ」

昔の日本人なら、その語感の汚らしさを嫌うような、なんともいやなひびきの音である。

最近はカタカナ語が氾濫して、それを何とかして欲しいという声もあるようだが、明治の頃と違って今や「知識人」みたいな人たちは絶滅してしまったので、意味不明のカタカナ語が野放しになっているというわけなのだろう。中途半端に英語をかじっているのも良くない。

そのせいか、ルー大柴のようなものが勢いを増している。

それはともかく、誰が頼んだわけでもない地デジ。我が家はそろそろテレビが不調になってきて、まあ買い換え時期と言えばそうなので、替えても良いのだが、壊れてもいないのにどうして買い換えなければならないのだろうか?

今、エコ偽装みたいなものが蔓延して、それに気づいている人がほとんどいない状態になっている。

本当のエコとは、リサイクルすることではなく、そもそも無駄にものを消費しないことだというのに、消費がやめられないものだから、エコ偽装が蔓延する。

環境には効果のないリサイクルというか、逆にエネルギーを浪費したり税金を投入したりして無理矢理リサイクルしているものが多いようだ。

リサイクルしていると思えば、ものを気楽に捨てられる。その心理の罠にはまっているのだろう。そもそも、エコという言葉の意味すら間違えて捉えているのだから。

・・・それはどうでも良くて、地デジで多チャンネル化して放送がややこしくなると、みんなテレビを見なくなるんじゃないだろうか。そうなれば世の中も少しは良くなるかもしれない。

あと、「ちでじ」に匹敵する汚らしい語感の言葉と言えば、「オグシオ」。なんだろうこれは。

2人の苗字のあたまををくっつけたのだから「コブクロ」みたいなものだろう。しかし、コブクロならまだシャレとしてわかるが、「オグシオ」ってあまりにキタナイことばすぎるじゃないか?

「○○ジャパン」とか言う言い方もやめて欲しい。何がジャパンだ。安っぽいディスカウントストアか!もしくは郷ひろみか!

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なでしこジャパン!?

野人みたいのがどうして「なでしこ」なんて言われるのか!?ウソをつくな!

あと、「エンタメ」という訳の分からない薄気味悪い言葉も使われている。

子供らに正しい言葉遣いをと偉そうに大人は言うが、正しさのなかには礼儀に反しない言葉遣いということだけではなく、あんまり妙な略語をつかわないということも含まれるのではないか?

デマゴギー

ギョロ目で喋るときに口がぎこちなく動く妙な女の経済評論家!?みたいのが先の読めなさそうなタイトルのテレビ番組に出てペラペラとしゃべっていた。あの顔つき、怪しい。私は人を顔で判断するが、怪しい顔の典型例だと思う。

言っていることも信用ならないと思う。ああいうタイプが世の中をどんどんおかしな方向へと導いているような気がする。変な本ばかり書いているし。誰か特定の人たちや特定の勢力の意図をうけてデマをふりまいて世の中を改悪しようとしているのではないだろうかと、そう思う私がどうかしているのか。

あやしいコメンテーターみたいのが本当に多くなった。こういう人間とそれに影響された人間が増えてゆくと、私みたいなアナクロニストは生きてゆくのが辛い世の中になってしまう。

憎きあいつ

私は過去の人生の中で、「こいつは許せない、いずれ刺し違えてやる」と思った人物が2名いる。

そのうちの1名の名前をひさびさに目にした。つい最近、ある専門誌で見かけた。

この人、学生時代のオケの先輩である。珍しい名前だし、大学も変わっておらず、医者になっているはずだから、たぶん同一人物であることは間違いない。

私が大学に入学してオケに入ったときに6回生でパートリーダーだった。

この先輩にはほとほと困らされた。

きっかけは、合宿で、はじめは私のことを見所があると思ってくれたようで個別レッスンとか、もう1人見込みのありそうな同級生と2人でみっちりとしごいてくれたのだが、楽器を変わってその重たさに参っていたのと合宿の疲れとが重なり、先輩からやっておけと言われた課題をすっかり忘れてしまった。

するとその先輩、それに激怒して、それっきり、それ以降は私のやることなすこと、すべて悪く解釈して、悪意に捉えて、あいつは見込みがない、センスがないなどと、ことあるごとに、まあオケ中にふれまわってくれた。

まあ、私も若かったので、何か他にも無礼なことをしてしまったのかもしれないが、実力主義だったので先輩後輩の間には本当に最低限の礼儀しか求められなかったくらいだし、その先輩に失礼なことをした覚えはない。

まあ、そこから半年間は干されて色々なことからことごとくはずされたり、あちこちであることないこと言われ続けた。

このように、自分の好き嫌いで判断しているだけなのに、それに自分では気づかずに、思いこみでものごとを言うというのは、影響力のある人間には絶対に許されないことだと思う。

本当に私も腹が立って、いつか刺し違えてやると思っていたのだが、私が2回生にあがったら引退してくれた。あと1年続いていたら、何がおこっていたかわからない。人生不思議なものである。

その後は、次にパートリーダーになった人が、フェアな人というか純粋に実力主義で実力を評価してくれる人だったので、幸いにも私は評価されて、レギュラー入りできたので、差し違えることは無かったが・・・。

まるで、土井監督に干されていたイチローが、仰木監督に代わって大抜擢されたようなものである(ちょっと大げさ!?)。

しかし、次のリーダーの人も、あまりにもフェアな人だったために、私よりも技量が上の後輩が登場したら、あっさりと交代されられたというオマケもついている。私には残り最後の1シーズンだったのだから、これくらいの期間はやらせてくれても・・・と思ったが、そんな情は通用しなかった。


それはともかく、私を毛嫌いしていた先輩は、引退後もOBとしてたびたびオケに顔を出して、そのたびに、私の顔を見ると皮肉を言い、みんなに「あいつはダメだ」とふれまわり、パートリーダーにも「おまえ、よくあんなのを使ったな。どうかしているよ」などと言う。

私のように嫌いな人間とは逆に、気に入った人間は実力とは関係なしにとことん優遇するという、そういう人間が有名大学医学部という超難関コースを卒業して偉くなっているというのだから、世の中恐ろしいものである。

自分が影響力のある人間だと思ったら、ものごとや人物の判断は、自分の感情とは別に、なるべくフェアにやろうと努力するのが、「能力に恵まれた人間」の義務ではないのか、と今あったら言ってやりたい。

私とて自分の嫌いな人間を悪く言うことはあるが、そういう時には意図的に言っているのであって、若干ウソや誇張が入っているという自覚は持っている(爆)。また、私は世の中にたいして何の影響力も無い人間なので、好き嫌いで判断しても問題ないだろう。

しかし、どういう分野にせよ、自分がそれなりの立場にあると思ったら、人物評価や理屈の正否については、なるべく自分の好き嫌いではなく、正確であることをこころがけようと努力すべきだろう。

私も仕事ではそういう努力はしているつもりだ。しかし、まわりを見渡しても、それができている人というのはあまりいないので、人間にとって、やはり余程難しいことなのかもしれない。

ということは、刺し違えようと思っていた先輩も、そろそろ許してやることにするか(笑)。まあ、むこうのほうが偉くなっているので、私が許すも許さないも無いのだが(大爆発)。

何がメタボだ!

最近の、メタボ検診とか、テレビをつけると、何でもかんでもメタボメタボって、もう、やかましいわ!と言いたい。

脂肪が多いという状態だけでは、余程のことが無い限りは病的とは言えないはずなのに、シンドローム(症候群)などと言っている。ようするに少々でも太っているのは病気だと言っている。

多くのサラリーマンが運動不足になりがちな職業形態で仕事をせずにいられない環境にあり、また世を見渡せば、食い物にあふれ、常に食欲を刺激されるような情報が氾濫している状況にあって、その状況を変えようとすることなく、ひたすら個人の努力だけを求める、尻を叩くようなことをされて、私は不愉快でしょうがない。

人々の欲望を刺激し、それを煽るような情報が氾濫しすぎている。その結果、欲望を暴走させた人間が出たら、それはすべて暴走させた個人の責任ということになる。それはそうかもしれないが、なにかおかしい。

ギャル曽根なんか見てると、正直、殺意に近いものを感じる。あんなのをテレビに出すなと言いたい。

そういものを野放しにしておいて、ウエストが少々太いだけの人間を病人扱いして、尻を叩き、個人にすべての責任を還元しようとして、そんなことばっかりするというのは、納得行かない。

数字のウソ

先日、新聞を見ていたら、「子どもに見せたくない番組ワースト」というのをやっていた。ネットでもアンケート結果を報じた記事を見ることができる。

たとえば『親が見せたくない番組 5年連続「ロンドンハーツ」』など。

記事によれば、中2保護者へのアンケートで、子どもに見せたくない番組のワースト1は『ロンドンハーツ』、2位が『めちゃ2イケてるッ!』。小5保護者へのアンケートでは、ワースト1が『クレヨンしんちゃん』、2位が『ロンドンハーツ』ということだそうだ。

へー、そうなのか、と素朴に思ったが、なにか臭いと思って調べてみた。統計のウソ、数字のウソがありそうなニオイがプンプンである。

するとやはり、これは歪曲報道の一種であった。

というのも、アンケート結果(平成19年度マスメディアに関するアンケート調査/子どもとメディアに関する意識調査 調査結果報告書)をちゃんと調べて見ると、実際のアンケートの内容とその回答は、こうなっている。

「放送中の番組で、自分の子どもに見せたくない番組はあるか」という問いに、中学2年生の保護者の71.2%、小学5年生の保護者の60.5%が、「ない」と答えた

見せたくない番組があると答えた保護者にのみ、さらに「番組名を二つまで挙げてもらった」ところ、上のような結果になったということなのだ。

つまり、アンケートをした中2と小5の保護者のうちの、それぞれ7割と6割以上の親が、「子どもに見せたくない番組は特にない」と思っているということになる。その最大多数意見を無視しているのだ。

ちなみに、小5保護者と中2保護者の調査結果を加えて「子どもに見せたくない番組」のトップになったのは『ロンドンハーツ』であった。それはその通り、5年連続ワースト1だそうな。

ところで、ではこの番組を見せたくない番組として挙げた親はどれくらいいたのかというと、アンケートをした保護者3477名のうち、わずか123名、3.5%の少数意見にすぎないのだ。

これはつまり、アンケートした保護者のうち、96.5%は「ロンドンハーツを見せたくないとは思っていない」ということになる。

にもかかわらず、見せたくない番組ワースト1が「ロンドンハーツ」という見出しがでかでかと出るのは、確かにウソではないが、ある種の歪曲報道、偏った報道と言われても仕方無いだろう。

私は別に、ロンドンハーツという番組を良いと言いたいわけではない。ロンドンハーツを俗悪番組としてやり玉に挙げる前に、大半の親が子どもに見せたくないテレビ番組は特にないと思っている現状こそ正確に報道されるべきじゃないのかと言いたいだけなのだ。

こういう報道の積み重ねで人々は騙されてゆくのかもしれないし、まだまだ私も騙されていることがたくさんあるかもしれない。

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釣りのサイト「いつもふたりは絶好釣」の管理人。 趣味は海釣りの他、音楽鑑賞、読書、海外SF・ミステリー鑑賞、ドライブ、ラーメン食べ歩きなど。